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2026年5月25日月曜日

◆ 「両班」の支配から解放した日本 ◆『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より

◆ 「両班」の支配から解放した日本 ◆ しかし国際情勢というのは複雑で、朝鮮の独立は、かえって、国内に満州鉄道敷設を許可しようというロシアに有利な動きを生みます。朝鮮は王朝と両班(ヤンバン)という貴族階級が二重に支配する国家であり、経済的・実質的な支配層である両班の勢力がロシアの戦略にのったのです。 鉄道はおろか軍港まで造らせようという話になりました。幕末以来のロシアの脅威がいよいよ眼前に迫ることになった日本は国防のために日露戦争を覚悟せざるをえませんでした。 日露戦争の勝利後、日本は韓国を併合しますが、ソウルの帝国大学設立をはじめとする同化政策による統治を行います。朝鮮人も日本人も平等な制度の下で共に発展してこそ大日本帝国の国防は実現するという考え方です。 帝国大学として最初に成立したのは1886年の東京帝国大学です。1897年に京都帝国大学、1907年に東北帝国大学、1911年に九州帝国大学、1918年に北海道帝国大学が設置されました。 そして、1924年に朝鮮に京城帝国大学、1928年に台湾に台北帝国大学が設立されました。 北海道大学の次は大阪、名古屋に帝国大学が設立される予定でしたが、朝鮮と台湾での設立を急いで後送りとなりました(大阪帝国大学は1931年設立。名古屋帝国大学は1939年設立)。 こうしたことは、ヨーロッパ型の植民地政策ではなされるはずがありません。日本のアジア諸地域への政策には、信念と配慮というものがあったのです。 清の属国だった時代、朝鮮では、王侯とそれを取り巻く貴族層である両班が国を支配していました。属国であり、かつ国内に強固な支配者がいるという構図の国であり、国民の生活水準はたいへんに低いものでした。学校制度もなければ国民の識字率も低く、鉄道などのインフラも整備されず、郵便事情も悪く、産業も振興されず、農業生産量も低く、国民は貧しさにあえぐ生活を強いられていました。 韓国併合後、日本は朝鮮に対して、鉄道の敷設、病院の設置、初等学校制度の確立など社会インフラの整備に励みました。日本の統治期間に朝鮮半島の人口は2倍以上になり、識字率も飛躍的に向上したのです。ただし、こうした事実は、作為的であるかどうかは別にして、朝鮮半島の人々にはあまり理解されていないようです。 一方、同様の同化政策の下で統治されていた台湾には、日本の統治時代を好意的に受け止めている人々が多くいらっしゃいます。 『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より R080525

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