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2022年10月18日火曜日

世界の「気温変化」とは?

世界の「気温変化」とは? 地球上には、最高気温が六〇℃を超す場所も、最低気温が氷点下九〇℃に迫る場所もあります。だから地球の全体で「気温そのものの変化」は数値化しようもありません。そこで、ややこしい言いかたになりますが、「年平均気温(や月平均気温)が、ある基準期間の平均値からいくら変わったか(これから変わりそうか)」に注目します。 プラスマイナスの向きも考えた変化の幅を気温の偏差と呼ぶため、うるさくいえば、世界全体でみた平均気温偏差の変化ですね。とはいえ、いちいちそう書くのは面倒だから、厳密でないのは承知しつつ、以下では世界の気温変化と書きましょう。 ふつう気温偏差の「基準期間」は三〇年間、たとえば一九八一~二〇一〇年とします。日ごろの天気を気象(ウェザー)、三〇年に及ぶ気象のありさまを気候(クライメート)と呼ぶため、気温のゼロ点にも、どこか三〇年間の平均値を使うわけです。 さてここからが本題。大気にCO2を増やす要因さえ、まだ完全にはわかっていない、と前章に書きました。じつは世界の気温変化も、輪をかけてあやふやなのです。解説書や教科書に載っている図も、決定版ではありません。そのことは、本章と、関連するウソ群の中で、おいおいご説明していきましょう。 本章では、時間枠を過去およそ三〇年に限り、どれくらい気温が上がったのかを大づかみに眺めます。その三〇年は、先ほどの「基準期間」とはちがい、地球温暖化の話が世に広まってから経過した時間のこと。いま三六歳でバリバリ仕事をしている人にとっては、六歳から現在までの日々ですね。 その人は六歳で小学校に上がったあと、教科書を読み、小中高校の先生に話を聞き、新聞やテレビの報道に接しながら、「何かとんでもないことが起きている」と感じ続けてきたでしょう。化学や理科教育の講演・講義で温暖化を取り上げるたび、高校生も大学生も大学院生も、ほぼ例外なくそんな感想をもらします。



地球観測室(掲載データ根拠) 三〇年より長い期間の気温変化は、ウソ7のテーマにしました。たとえば一九六〇~七〇年代は、大気のCO2濃度は増え続けたのに(図1)、日本でも世界でも「地球寒冷化」「氷河期接近」を大騒ぎしていたとか、それに先立つ一九二〇~四〇年代は「第一次(?)の温暖化」を警告する記事が新聞に載ったとか知って、驚く人もいるでしょう。 また、たとえば「東京の一月」に限れば、過去三〇年間の気温は「横ばいか下がりぎみ」だった‥‥と、いうような(そう実感している人が関東圏には多い)、ローカル気温のことは 、本章に続くウソ2のテーマです。 『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2022年10月17日月曜日

「気候変動」編 ●ウソ1

「気候変動」編 ●ウソ1 物事も人も多面体だ。一方向から見るだけでは全体像が掴めない。 中山七里『死にゆく者の祈り』(新潮文庫、二〇二二) 大衆だますような事実なんてな、んなもん作ろうと思えばいくらでも作れるんよ。 新庄 耕『ニューカルマ』(集英社文庫、二〇一九) ●ウソ1 【事実】 温暖化が話題になって約三〇年のうち、体感さえしにくい〇・二~〇・三℃しか上がっていない。 ドド~~ン‥‥と気味悪い幻聴でも生みそうな、氷河の端が海に崩れ落ちる動画。カラカラに乾いて世界の終末を思わせる、ひび割れた土地。荒れ狂う森林火災。実らなかったトウモロコシを手に、やるせない顔つきの農夫‥‥。 温暖化(気候変動)番組のイントロ部でNHKは、そんな映像を使ってきました。十年一日のしつこさもさることながら、証拠もなく視聴者を脅す姿勢にあきれます。迫力ある映像で勝負するのがテレビの宿命だとはいえ、冒頭に必ず見せる氷河の崩落は、寒冷化の証拠に使うのがぴったりなので(ウソ5)、見るたびに笑うしかありません。 二〇〇六年のNHKスペシャル「気候大異変1・2」をチラ見しました。山火事の頻発、病気の流行、大飢饉‥‥など、「専門家によれば‥‥」と重々しいナレーションをかぶせながら、根拠のあやしい話ばかりです。いわゆる気候シミュレーションの「研究成果」は、アマゾンの緑が増える/減るとか、土の水分が増える/減るとか、正反対の予想も多くてなかなか愉快なのですが(『不都合』11章)、どれも地球温暖化のせいだといわれます。 それなら、「世界の気温はいくら上がってきたか、そして今後どれほど上がりそうか」が注目点ですね。では「世界の気温変化」とは、いったい何をいうのでしょう? また、気温の変化は正しくつかめているのでしょうか? 『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

【DHC】2022/10/17(月) 田北真樹子×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】

【DHC】2022/10/17(月) 田北真樹子×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】 この記事は、2週間ほどで、見ることができなくなります。

延長18回の激闘制しアストロズ地区S突破、ガーディアンズも勝利

延長18回の激闘制しアストロズ地区S突破、ガーディアンズも勝利 延長18回の激闘制しアストロズ地区S突破、ガーディアンズも勝利

22MLB、ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)、シアトル・マリナーズ対ヒューストン・アストロズ。延長18回に決勝本塁打を放ち喜ぶヒューストン・アストロズのジェレミー・ペーニャ(2022年10月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

2022年10月16日日曜日

真逆の意味に使われる「エコ」

真逆の意味に使われる「エコ」 エコの原語 Okologie(英訳ecology)は、一八六六年にドイツの動物学者ヘッケルが、ギリシャ語のoikos(オイコス=家)とlogos(ロゴス=ことわり・論)からつくりました。自然界を生き物の「家」に見立てて、生物と環境の調和を考える学問を意味します。近ごろは、エコノミー(商売)の略語とみるのがぴったりでしょう。 生物と環境の調和でカギを握るのが、CO2という物質です。 CO2の濃度が十分だからこそ植物は栄え、ひいてはヒトを含めた生物界も豊かさを保つ(一五〇ppmを切れば植物は育たず、全生物が滅びる)。 CO2が濃くなれば豊かさも増す。だから、CO2を減らそうというのは、本来の意味を考えれば反エコの発想なのですよ。 近ごろは新聞やテレビも、一部の研究者や識者も、見た目だけCO2排出を減らしそうな太陽光発電や風力発電、電気自動車(EV)、バイオ燃料を、「エコな行動」「環境に配慮した製品」だと絶賛します。 けれどそんな行動も製品もCO2排出を減らさないし、バイオ燃料なら排出を増やす(化石資源の枯渇を早める)のです。なぜなのか、本書の後編でゆっくり考えましょう。 『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

【オリックス】劇的サヨナラ勝ち!中川圭太が決めた! 日本シリーズは2年連続ヤクルトと対戦

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GHQ焚書図書シリーズ 西班牙古文書を通じて見たる日本と比律賓

GHQ焚書図書シリーズ 西班牙古文書を通じて見たる日本と比律賓 原本をダウンロードし、見やすいように加工したバージョンです。 西班牙古文書を通じて見たる日本と比律賓 オリジナルはこちら 日本は、戦後の教育で史実が隠され、只管ウソの歴史教育が行われてきました。この書物は、日本が古くから海洋国家であり、如何にして、西洋の宗教を通じた侵略を防いできたかを史実に基づいて、著したものです。 現在の汚染された情報環境下で、できるだけ史実に基づいた歴史観を持つことは、きわめて重要で、マスコミが全て、敵方に落ちている環境では、マストな情報です。