
何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2026年2月15日日曜日
◎ 「サーマルリサイクル」という名の根拠なき詐欺まがいの言葉 家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より
◎ 「サーマルリサイクル」という名の根拠なき詐欺まがいの言葉
私は日本人の誠実さを大切にしていますので、こんなダマシの用語は全く受け入れられません。何しろヨーロッパでもダマシだから止めようとなった用語を、誠実さを大切にする日本で使っているのです。
こんなトリックのような言い方が使われるのは、どうせリサイクルはうまくいかないから、焼却してもリサイクルとしよう、どうせ日本人はヨーロッパのことなど関心がないからバレないだろうと、国民を甘くみて、事実、それが成功したのです。
よくよく考えてください。法律を作るときに、すでに焼却をリサイクルに入れていたということ自体、専門家がリサイクルをどのように考えているかをよく示しています。
また、実施することにやましいことがあったり、都合が悪かったりすると子供を動員するなどして、人の感情に訴えたりします。
そこで登場したのは「ゴミを分別すれば資源」という言葉や、小学校で盛んにリサイクルをさせるということでした。
でも、リサイクルを始めても、リサイクル率というのはさっぱり公表されません。それは簡単な原理がありました。たとえば、「その自治体の人が使ったペットボトルの量や捨てたペットボトルの数」がわからないので、じゅうふを計算することができなかったのです。今でも、自治体は「自分たちのところに住む人が、どのぐらいのペットボトルを捨てているか」というのを知ろうとしません。それがわかると「リサイクル率が低い」というのがわかり、税金を投入するのに批判が出るからです。
それではどうして自治体は、回収率とかリサイクル率というのを示していたのでしょうか? それは市民をだますためにさらに細工をしたのです。
普通の感覚では、廃棄されたペットボトルが100本で、そのうち30本を自治体が回収し、10本をリサイクルすると、回収率が30%、リサイクル率が10%となります。小学生の算数でもそのように答えないと間違いになるでしょう。
ところが、
ペットボトルのリサイクルでは、回収率は常にほとんど100%でリサイクル率は60%ぐらいの数字が発表されていました。
それは、市民が廃棄したペットボトルの量がわからないので、分母を「自治体に持ち込まれた量」で、分子を「業者に渡した量」として計算し、それをリサイクル率として発表していたのです。まさにサギでした。
つまり、次のようになります。
ある自治体でペットボトルが100本リサイクルとして回収され、その100本のうち、40本をゴミに回して60本をリサイクル業者に渡すと、分母が100、分子が60なのでリサイクル率60%と言っていたのです。
私が調査をすると、平均的に100本のペットボトルを消費すると、60本程度が自治体に回収され、そのうち30本ぐらいが業者に行くのですが、実際にリサイクルを行っているのは6本ぐらいにしかならないのです。
つまり本当のリサイクル率が6%なのに、それを60%と言っていたのですから、すごいものです。
どうしてそんなことをしたのでしょうか? それはリサイクルに市民の税金を5000億円も使っているからです。
リサイクルの税金を取っていて、多くを燃やしたり中国に出したりしているのがわかったら税金を取ることができず、それで「業者が困る」からです。
もし、自治体が税金を払う市民の方を向いていたら、最初から「リサイクルを始めたけれど、うまくいかない」と正直に言っていたでしょう。
家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260215
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武田邦彦先生著作物取り扱い店
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2026年2月14日土曜日
◎ 環境問題が解決後の政策のミス 環境利権屋と左翼に毒されたマスコミ 家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より
◎ 環境問題が解決後の政策のミス 環境利権屋と左翼に毒されたマスコミ
このように次々と言われるウソが通ったのにはそれなりの理由がありました。
第一には「環境問題が無くなって暇になった人」がいたこと、第二に「ダイオキシンや焼却炉が問題になると、膨大な税金をもらえる人」やダイオキシンの測定メーカーがいたこと、そして第三に、「ほとんど何も考えずにおびえる人たち」がいたことです。
第三番目の人は悪意はないのですが、その人たちが「まともな意見を言う人」をさんざん攻撃しましたので、「まともな人たち」は嫌気がさして、「そんなことを言うなら、どうでもしたらよい」とあきらめてしまいました。
今でも環境運動団体はとても攻撃的です。私はこのことを不思議に思っています。環境を守るというのは、優しい心であり、国やNHKなどの大きな機関を批判するのは良いのですが、個人を徹底的に叩くというところがあります。
もともと、国の政策を批判している人は、守ってくれる組織があるわけでもないので、その人を叩くと、批判はしぼんでしまうのです。
とにかくいろいろな議論があって、「ゴミを減らすためにリサイクルする」となったのですが、専門家の間では最初からリサイクルは無理だということがわかっていました。
それは明確な証拠があります。
「リサイクル法」を作るときに「リサイクルは無理だから、焼却をリサイクルに入れられないか」ということになり、「サーマル・リサイクル」という用語を考え出したのです。
サーマル・リサイクルとはゴミを焼却することで、すでにその用語は、ヨーロッパの部で使われていました。
でもヨーロッパでは「焼却をリサイクルと言う」のはあまりに欺瞞的だ、人をだます用語だということで使用が禁止になったのです。
そんなことがあって、現在では「サーマル・リサイクル」という言葉は世界で日本だけが使っています。なにしろ「焼却」を「リサイクル」と言うのですからかなりひどいのですが、「建前だけが通ればよい日本」ですから、依然として使っています。
家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260214
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2026年2月13日金曜日
◎ マッチポンプで拡大するウソの環境破壊 裏にある環境利権 家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より
◎ マッチポンプで拡大するウソの環境破壊 裏にある環境利権
このゴミ問題が大きなお金になると気がついた人たちがいました。
本当は、家庭のゴミを焼却炉で焼けば、それで終わりだったのですが、もめ事を終わりにしてしまうと儲けるチャンスが失われます。
和製語で、「マッチポンプ」という言葉があるのですが、「自分で火をつけて火事を起こし、自分で消防署を呼ぶ」からきていて、「一方では問題に火をつけ、裏では水をかけるようにもみ消しに動く」ことを言います。ゴミ問題もこれと同じで、人間の暗い性質の一つなのでしょう。
まず、「プラスチックは燃やせない。燃やすと焼却炉が傷む」という話から始まりました。まだこの話を覚えている人がいると思いますが、当時、そのように言っていた人に「なぜ、現在はゴミを燃やしているの?」と聞けば終わりです。
家庭のゴミというのはそれほどカロリーが高くないので、燃やしてもせいぜい1000℃ぐらいにしかなりません。
それに対して、日本は工業国ですから、電力、製鉄そしてセメントなどでは、もっともっと高温で燃やせる装置は簡単に作れるのです。
「プラスチックを燃やすと、傷むような性能の悪い焼却炉もある」という話を「プラスチックを燃やすと焼却炉が傷む」とすり換えたのです。
そして、そのうちダイオキシン騒ぎが起きると、これ幸いとばかり「ゴミを焼却するとダイオキシンが出る」という話が付け加わりました。
「燃やしたら炉が傷む」というだけのときには、まともな専門家は、「ゴミを焼くのに適した炉を使えば大丈夫」と主張していたのですが、その声もダイオキシン騒動の中でかき消されていきました。
もともとダイオキシンも毒性が弱かったのですが、これも表現の問題でした。「ゴミを燃やすとダイオキシンが出る」というのはトリックで、「ダイオキシンが出る条件で燃やせば、ダイオキシンが出る」ということだったのです。
ダイオキシンは化学物質ですし、焼却炉やたき火はその反応器ですから、条件が適合するならダイオキシンは発生します。
でも、条件をずらせば、反対にダイオキシンを作ろうと思ってもできないのですから、「ゴミを燃やせばダイオキシンができる」というのもウソだったのです。
家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260213
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R080213(金)午前9時50分配信開始【ニッポンジャーナル】中川コージ×新田哲史 最新ニュースを解説!
R080213(金)午前9時50分配信開始【ニッポンジャーナル】中川コージ×新田哲史 最新ニュースを解説!


2026年2月12日木曜日
R080212(木)午後7時配信開始 ☆竹田恒泰の『それいけ!エクスチェンジャーズ』第32回☆8時からは『日本のソボクなギモン』
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