
何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2025年12月24日水曜日
R071224(水)午前9時50分配信開始 【ニッポンジャーナル】初登場!細川バレンタイン×フィフィ×江崎道朗 最新ニュースを徹底解説!
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◎ 自然の正しい利用の仕方 『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より
◎ 自然の正しい利用の仕方
自然を「大自然」と呼んでいた頃、ちょうど、人間は、お母さんに抱かれた赤ちゃんのようなものだったのです。何を言っても何を汚しても、みんなお母さんがキレイにしてくれました。「川で洗濯をする」というのもそうで、上流から流れてくるキレイな水でおしめを洗っても、自然はそれを海に流し、海の水が太陽の熱で蒸発して雲となり、雨を降らせてまた川のせせらぎになって、お母さんはもう一度、おしめを洗えたのです。
でも今は違います。人間という名の赤ちゃんも大きくなり、もうお母さんの背丈の3倍にもなりました(イオウの排出量で自然と人間とを比較すると、人間が3倍だから、このように表現しました) 。だから、もう好き勝手はできません。赤ちゃんのときのようにお母さんの背丈の3倍もある息子が、好きなだけ汚したらお母さんは疲れてしまいます。
それが今の自然と人間の関係です。
ですから、節約とか、自然に優しいと言っているだけではお母さんは手に負えないのです。子供がお母さんの面倒を少し見なければならないのです。
それには「半分ぐらいは人間が面倒を見る」というのがよいようです。たとえば森林でも、全部が自然林では人間がそれを破壊してしまいますが、半分は人間が面倒を見る人工林、半分は自然が守る天然林にしておくと、森林を生き生きと守り、そこに住むリスやキツネも喜ぶことになります。
これは、森林だけではなく、農業でも漁業でも同じで、「自然のままの農業、自然のままの漁業」だけではそれを利用する人間の活動があまりにも大きいので、自然が傷んでしまうのです。
田畑では、路地とハウスのような人工的な土地が、50ら叩なら、農業も生き返るでしょう。漁業も内水面(陸地の中に人工的な海がある状態)や、養殖が盛んになれば、自然の魚が泳ぐ海と、人間が使う海の両方が栄えることになるでしょう。
自然を守ること、エコを考えることはとても大切なことですが、そのためには「知識」が必要です。昔、中国の偉人、孔子様は「好直不好學其蔽也絞」と言っておられます。その意味は、「真面目な人は勉強しなければならない。なぜなら、真面目で知識が少ないと、他人を非難し、責めるようになるから」と警告しています。
現代の環境運動家の多くはとても攻撃的です。ゴミを分別しない人を非難し、ときには相手が弱っているのにゴミを突っ返したりします。そんなことは心優しい人にはできないことです。ある市長が私のところにきて「私の市は坂が多いので、膝の痛いお年寄りがゴミを出すのが大変だ。まして分別などさせると、回数が増えてとてもかわいそうだ。どうにかなりませんか」と相談に来られました。
「環境」は人を痛めつけるためのものではありません。丈夫な人で家族4人で過ごしている人は分別もできるし、特別にどこかに買い物に行くこともできますが、それはとても恵まれているからです。独り身の人、連れ合いに先立たれた人、風邪を引いて苦しんでいる人、お金がなくて専用ゴミ袋を買うのも辛い人‥‥‥そのような多くの人でこの社会が成り立っていることを少しは考えてもらいたいと私は思うのです。
『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20251224

武田邦彦先生著作物取り扱い店

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2025年12月23日火曜日
令和七年の暮れに――「お役御免」を遠くに眺めて

● 令和七年の暮れに――「お役御免」を遠くに眺めて カレンダーが最後の一枚になり、ようやく万年赤字会社の決算と納税を終えた。 もともと私は、器用にいくつもの物事を同時並行で処理できるタイプではない。一つの大きな仕事にケリがつかなければ、次の扉を開けることができない。そんな不器用な脳の持ち主であることを自覚しながら、なんとかここまで辿り着いた。 この会社は、今は亡き恩師との約束を果たすために作ったものだ。今となっては形骸化し、毎年のように赤字が積み重なっていく。それでも続けてきたのは、目に見える数字以上の「重み」がそこにあったからだろう。 それに何より、複雑な数字と格闘する決算作業は、今の私にとって「ボケ防止」に絶大な効果がある。お世辞にも効率的とは言えないが、この脳への刺激こそが、私の生命線を支えているのかもしれない。 そんな折、昨年末にはまた一人、尊敬する先生が逝去された。私を厳しく指導し、導いてくれた存在が次々とこの世を去っていく。その喪失感は、言葉にできるほど軽いものではない。 先日、その先生のご子息へすべての遺産を継承するお手伝いを無事に終えることができた。「これでお役御免」と天を仰ぎたいところだが、人生という問屋はなかなか卸してくれないようだ。七十路を過ぎてもなお、目の前にはやるべきことが山のように積まれている。 ● 奇跡に生かされた秋 心身の疲労とストレスが極限に達していたのかもしれない。 この十月末、雨の日にバイクで転倒し、肋骨にひびを入れた。さらにその直後、八ヶ岳の山荘からの帰り道、大切な仲間を乗せていながら居眠り運転をしてしまった。 あわや大惨事という場面だったが、結果は車の左前輪が大破したのみ。同乗者も私も、かすり傷ひとつ負わなかった。 「幼稚な知能の自分が、よくぞここまでやってこれたものだ」と自嘲することもあるが、あの瞬間だけは、目に見えない大きな力に守られたとしか思えない。まだ死ぬわけにはいかない、何か理由があるのだろう。 ● 未来へつなぐ、最後のご奉仕 年末には、昨年亡くなった先生の遺産である研究所で、事務方として「餅つき」の仕事が待っている。これもまた、私が守るべき大切なバトンの一つだ。これを無事に終えることが、今年を乗り切るための最後の儀式になる。 そして、来年への想い。 私は本来、子供が大好きだ。彼らの未来が少しでも明るくなるような仕事をしたい。その一心で始めた「自習室」を、なんとか軌道に乗せること。それが、今の私に課せられた来年の大きな宿題である。 令和七年。 あまりに多くの出来事と、濃密な思い出が詰まった一年だったが、それもあと数日で幕を閉じる。 日本という国は不思議なもので、新年を迎えると、去年の苦労がまるで水に流されるように淡い思い出の中に包めてしまう。 その前に、あと一つ。年賀状という強敵が残っている。 これをさっさと「やっつけて」、新しい年を迎えたいと思う。
R071223(火)午前9時50分配信開始 【ニッポンジャーナル】2026年の"政局"を大予想!阿比留瑠比×内藤陽介 最新ニュースを徹底解説!
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◎ ハウス栽培、魚の養殖は、実は正しい方向なのです。 『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より
◎ ハウス栽培、魚の養殖は、実は正しい方向なのです。
別にハウス農業がそれほどの排気ガスを出すわけでもなく、特に周辺の人に迷惑をかかることもないのですから、工場よりは環境にはよいのです。
でも、みんなが誤解して、農業を痛めつけている間に、日本の農業や漁業はすっかりダメになり、工場に勤めている人は給料が高いのに、農業や漁業の人は低い所得で泣いています。
もちろん、工業がこれほど発達しているのですから、農業や漁業も発展しないと誰も農業をやる人はいなくなるでしょう。
でも、効率を改善すると言っても、農薬や化学肥料をふんだんに使うのは、問題かも知れませんが、育てるときにハウスを使って栽培しても、それで食料品が危険になることなどありません。畑でとれる量を増やすには、暖かい環境で育てることはとても大切なことです。
私たちは雰囲気に流されて、ハウス栽培や養殖を非難しているのではないでしょうか?
実は、ハウスや水耕栽培が進歩すれば、害虫や病気にかかりにくいので、農薬や肥料を少なくできます。それより何より農家の収入が増えて、「自分で食べ物を作り、日本人に食べてもらいたい」と言う人が増えるでしょう。そうすれば、子供たちにも日本でとれたものを食べさせることができますから、ミネラルのバランスを失うのではないかという心配も減ります。
また、外国の物を農薬や毒物に心配しながら食べることも少なくなるでしょう。
ハウス栽培と同じように、漁業では養殖というのは人間が海の生産を管理するのですから「乱獲問題」なども起こらない優れた方法です。
そして、工業が大規模になり自動化されるように、農業がハウスなどを使って近代化しなければならないのと同じように、漁業も海から自然にとれる魚や海藻だけではなく、もっと積極的に海を利用しなければ、日本は他の国に勝つことはできません。
日本にとって海は貴重な資源ですから、それを有効に使うような方向に行くことは実は正しいのです。
『家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20251223

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