何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2025年1月9日木曜日
2025年1月8日水曜日
◎いま、日本人は変わらなくてもいい幸せをもっている
◎いま、日本人は変わらなくてもいい幸せをもっている
日下: たまたま夜中の三時ごろ、テレビを見ていたら、なぜ、オリンピックで日本の野球が韓国に負けたのかを延々とやっていた。韓国の野球選手たちは何が何でも日本に勝とうと思ってやっていた。そのためには「自分を変化させよう」と思っていたので、何もかもあっという間に変化させたという。
どう変えたかといえば、オリンピックのスタンダードと韓国のプロ野球のスタンダードがいろいろなところで違っていたのを、すべてオリンピック仕様に変えた。たとえば、それまではマウンドが高すぎたのですぐに下げた。小さいボールを使っていたので、それもグローバルスタンダードに変えた。その他いろいろと国際野球にすぐに変身した。
それから、韓国では、兵役に行かなければいけない。十九歳から二十八歳までの十年間の間のどこかで二年間兵隊に行かなければいけないが、あのとき、銅でもいいから、メダルをとれば、チーム全員を兵役免除にすると決めた。それは必死になる(笑)。だから、チームメートはお互い助け合うわけ。
そのように、韓国人は変わろうと思ってやっていた。ところが、日本人は何も変わらなくてよいと思いながらやっていた。変わりたくない。「適当にやって、また帰ればいい」という日本選手ばかりだったから、負けるのも無理はないと。
だから、いま、日本人は変わらなくてもいいという幸せをもっている。そこまで幸せをつくっちゃった。だから、生まれてきた子供は張り合いがないんでしょうね、きっと(笑)。
武田: 学生が勉強するはずがないんですよ。それを、大人たちは「勉強しなければいけない」と言う。「このごろの学生は勉強しない」などと言っている方がおかしいんです。
いまの大人が「自分たちは勉強した」というのは、それは、その世代の人たちが、いろいろな意味でハングリーだったからでしょう。昔は、「出世したい」「勉強したい」というのはいくらでもあったけれど、いまは無理やり概念的につくっているだけですからね。
ですから、若い人たちは、大人たちとは当然違う。彼らが、自分たちの概念で、そういうのをつくっていくまでは、ちょっと待たなければいけないとは思うんですよね。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070108 P157
【ニッポンジャーナル】萩生田光一議員に忖度なしの質問をしちゃいますSP!田北真樹子&山田吉彦が最新ニュースを解説!
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2025年1月7日火曜日
◎ちょっとルーズな社会のほうがいい
◎ちょっとルーズな社会のほうがいい
武田: 私もそこは日下さんの考え方に非常に似ているんです。
人間は自分の世代を背景にしてしか考えられない。われわれは「成長しなければいけない」などというのは、いままでわれわれが受けてきた教育をそのまま言っているだけに過ぎない。本当に成長しなければいけないのかどうかは、わからない。
こそこでちょっと違う意味でいえば、われわれが押し付けた、言わばストラクチャー(枠組み)で、社会をあまりにも固定してしまうと、次の人たちがつくっていく社会ができにくくなる。私はそういうことを心配しています。
たとえば「国がこうやる」「経済システムはこうだ」などと、われわれが持っているもので社会をガチッとつくってしまうのは、後で壊すのも大変だし、損害が大きいので、それはやめて、もう少し自由にして、われわれの規律みたいなものをあまり強く出さないようにした方がいいんだろうと。
これも何か、歴史的なことがあって、いまみたいに非常にガチガチした家畜化というか、国民総家畜化みたいなことをあまりにやりすぎると……。
日下: 管理社会ね。
武田: 管理社会ですね。「ウエスト八十五センチ以上はメタボで病気になるから、痩せろ」「後部座席もシートベルトをかけろ」「たばこをどこで吸っちゃいけない」というふうにガチガチにやる。何でも縛ろうとしていますね。
昔のことを言って、「昔の方がよかった」などと言うのはよくないのですが、昔の方がちょっとルーズだったのではないかという気がするんですよね。
日下: 人間の知性はまだ完成していないから、最終結論めいたことを言うのはやめて、ルーズさを残しておくのがいいんですよね。
武田: ルーズさがあったから、それぞれの世代、世代の人が社会をつくってきた。ルーズさの最大のことは、戦争に負けたことによってもたらされた。それまでの偉い人はみんないなくなって、松下幸之助とか本田宗一郎が出てきた。
しかし、いったんそういう人たちが出てくると、あとがダメになる。だから、もう一回リセットする必要がある。リセットできないのならば、たまに外からサブプライム問題<らいで揺すってもらう(笑)。能力があれば、内部で壊せますが、能力がなければ、内部では壊せませんものね。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070107 P155
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