何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2024年12月25日水曜日
第4章 日本は公害対策の最先進国 ◎環境問題も選択の問題
第4章 日本は公害対策の最先進国
◎環境問題も選択の問題
日下: 日本人は環境問題というと、地球温暖化とCo2と環境ホルモン。そして石油などの資源枯渇問題だと思っている。それは、役人にだまされているからですよ。役人は自分たちの責任逃れに話を大きくした(笑)。
役人には、「この町のこの公害はお前の責任だ」と言わなくていけない。役人の責任転嫁にだまされるのは、どちらかといえば、学歴の高い人たちですね。
私は、昭和三十五(一九六〇)年の池田首相の所得倍増計画(注11) の頃から、公害のことを言ってきた。そのために役所では、「公害屋」と言われていたんです。
武田: それはずいぶん早い時期からですね。
日下: テレビなどに呼ばれて話をさせられるようになったのは、昭和四十(一九六五)年くらいからかな。そんなときに、私は「これは選択の問題である。だから、得もあれば損もある。初期はそういう問題だ」と話してきた。しかし、それを言いかけると、いつもさえぎられたものです。
「大衆は完全な被害者で、悪役はどこかにいて、そいつをやっつけてくれ」という話が求められていた。「やっつける」ためには、大衆も立ち上がって「合成洗剤はやめて昔ながらの石鹸を使う」とか「工場誘致に税金を使う市役所には、明日から一銭も税金を払わないぞとかの決意が必要です」と話した。「その決意がないのだったら、何を言っても全部駄目なんだ」と。
そんなことを繰り返しているうちに、「テレビに出てくれ」と言われても、いやになって出なくなって、公害については、自分の本に書くだけにした。
大衆も行動しなければいけない。たとえば、「文部省はよくない」と言うのなら、「じゃぁ、息子を学校にやらなきゃいいじゃないか」と。
つまり、私の主張は、「選択の問題」ということ。そんなことを二十年も言い続けてきて、このごろ、やっと、「なるほど」と納得してくれる人も多くなってきました。
最近では、「ファンドを買えば儲かるという話は本当ですか」と聞いてくるから、「世の中には簡単に儲かる話はないんだ。「ファンドを買えば儲かりますよ」と言うセールスマンには、そんなに儲かるなら自分で買えばいいだろうと言って追っ払えばいい」と。
そんなことも、やっと、この数ヵ月、「ほんとうですね」なんて言うが、手遅れになってから目が覚めるとは気の毒です。
商売人は儲けたい。そこで公害などが起きてくる。当然、会社同士、あるいは住民と利害がぶつかる。しかし、そうしたことを技術者が解決していく。
政治は技術のあとを追いかけている。やっぱり技術者というのは偉いものです。ほんとうに世の中のお役に立つことをしている。技術進歩はありがたいことだ。その技術力において、日本が世界で一番か二番にすごいというのはありがたいことだと思う。
教育が、そういう技術者を育てたわけで、それを思えば「文部省が悪い」などとばかりは言えない(笑)。
武田: 社会が発達してきて、全体のレベルが上がってきて、社会の次をつくるという決定者というか、リーダーというか、そういう存在の必要性がだんだん必要なくなっていると思うんですね。
つまり、全体のレベルが上がって、一億二千万の人たちが知恵を出すとか、みんなが考えるとか、そういった方がはるかにすぐれた未来がつくれる状況になっている。それにもかかわらず、システムの方は、かえって一部の人が情報を隠して方針を決めるという方向に走っているように、私には見えるのですが。
(注11)所得倍増計画
一九六〇(昭和三十五)年に池田勇人内閣の下で、経済学者の下村治が立案し策定された長期経済計画。
この計画では翌一九六一(昭和三十六)年からの十年間に実質国民所得(国民総生産)を二十六兆円に倍増させることを目標に掲げた。その後日本経済は驚異的に成長、一九六〇年度から年間平均一一%の経済成長率を維持した。一九六五(昭和四十)年に景気が失速したが、赤字国債発行などで成長路線を維持して所得倍増計画は約七年後(一九六七年)に達成した。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061225 P114
【ニッポンジャーナル】コバホークこと小林鷹之議員にぶっちゃけ質問SP!内藤陽介&中川コージが最新ニュースを解説!
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2024年12月24日火曜日
◎理科系の時代を期待
◎理科系の時代を期待
日下: いや、それほど心配することはありません。不況で就職難になれば理科系の時代が戻ってくるでしょう。実際にもうそうなっているし、あるいは、自然にそうなっていきますよということ。
たとえば、道徳過剰で勉強不足の新聞は部数がどんどん減っていって、もうじき潰れますから国民の方がよっぽど賢い。だから、武田先生が心配なさっていることは、国民自身が気がついている。
武田: たしかにそうかもしれません。さきほどと少し矛盾したことを言いますが、中国というのは技術ができないから、その点では安心しているんです。日本人が提供しなければ彼らにはできない。中国人には、まった<技術をつくるというセンスがない。私の研究室では中国の留学生は原則として引き受けないのですが、大学全体では、中国の留学生を随分引き受けています。でも、彼らの様子を見ていると、彼らは技術はつくれないと思います。
彼らは資金はあるのですが、自分の技術では工場はつくれない。だから彼らが日本を抜いて新しい工場をつくることはない。ただし、マネジメントはできるので、日本の工場を真似るということはできます。中国が整然とした工場をドーンとつくっても、技術はすべて日本ということは、将来も変わらないと思います。
だから、技術自体についてはあまり心配していません。しかし、物量でやられると、資源は向こうだから、日本の技術がダメになってしまう。
日本の技術を中国に出さない。そして、資源などは、向こうからどんどん取ってくる。
日下: 賛成。中国は匪界最初に火薬をつくったとか、紙や磁器をと言いますが、それらの技術はすべて古代なんです。その後は、いまでいう技術は進歩していない。
古代というのは戦国時代で実力と実力で戦争ばかりしていたときには、中国でも技術進歩があって、ヨーロッパの上をいっていた。しかしその後帝王という絶対的独裁者が出てから、国民にはモチベーションがなくなった。しかも中国は、技術独占のために職人を殺してしまう。そんなことばかりしていて、共存共栄がない。
そこで中国で発達したのは、工芸品で、すばらしいものはすべて皇帝への献上品なんですね。凝りに凝った工芸品だが、役に立つものはない。それから土木・建築の技術もあるが、奴隷制が前提の技術が多い。もしかしたら、日本人を奴隷と思っているかも知れない。
そういうことだから、日本が技術の供給を止めたら終わりです。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061224 P109
【ゆっくり解説】人類生前前の謎の遺物を発見...古代技術を調べた結果、学者たちが驚愕
【ゆっくり解説】人類生前前の謎の遺物を発見...古代技術を調べた結果、学者たちが驚愕
私のようなぶっ飛んでいる人間(?!)でも、これは、、という一見荒唐無稽な解説が並んでいます。でも、やはり、この無限にひろ宇宙の中で、ただ、今いる人類だけが知的生命体だとは、思えないんです。
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