何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2024年12月18日水曜日
◎南極は温暖化などしていない
◎南極は温暖化などしていない
日下: しかしマスコミはどこから吹き込まれたのか、南極の氷が融けているとかを温暖化の証拠として盛んに報道しています。
武田: たしかに、環境問題でよく言われているのが、地球温暖化の影響で南極の氷が融けていることですね。
しかし、今日も講演で言ってきたんですが、南極の気温は変わっていない。
このことは私だけが言っているわけではなく、NASA(アメリカ航空宇宙局)とIPCCI参考・「気候変動に関する政府間パネル」世界気象機関(WMo)と国連環境計画(UNEP)との協力の下で、気象変化についての科学的な判断基準の提供などを目的として、一九八八(昭和六十三)年設立された]も‘「南極点は寒冷化していて、大陸全体では温度が一定している」というデータを出しています。
つまり、現在地球全体は温暖化しているものの、逆に南極点の温度はやや下がっているわけです。
実際に南極が温暖化しているというデータが世界のどこにもないにもかかわらず、日本人はほとんど全員が南極が温暖化していると思っています。なぜ南極が温暖化していると思ってしまっているかと言えば、―つはNHKの報道、もう―つは現実に日本が温暖化しているからです。もっと言えば東京が温暖化しているからです。
人間というのは面白いもので、自分がいるところが温暖化していると、他の地域も温暖化していると思い込む。本来、南極が温暖化しているかどうかは、南極に住んでいる人に聞いてみないとわからない。また私たち日本人が南極の氷が溶けている映像を繰り返し見せられていることもあります。
たしかに、南極の周辺部の氷は融けていますが、南極の周辺部ではいつも融けているのです。二〇〇七年十一月三日に濯基文(パン・ギムン)国連事務総長が南極を視察して、「南極は破局寸前。氷は、私たちが考えているよりもはるかに速く融けている。いますぐ行動しないと、そう遠くない将来に南極から氷がなくなってしまうかもしれない」と発言しました。国連事務総長が視察したのは、周辺部の海に面している場所で、地球が温暖化しようが寒冷化しようが関係なく、つねに氷が融けている場所です。
南極大陸の氷は、周辺の海からの水蒸気が南極の中央部に雪になって降り注いでできたものです。こうして南極の氷はつねに中央部で増加し、周辺部の海に面した場所では融けるに決まっているのです。IPCCもさすがにそこは否定できないので、「温暖化すると南極の氷が増える」と言っています。
いま、現在は南極大陸は気温が変わっていないのですから、そこの氷は減っても増えてもいません。気温が変わっていないのに、氷だけ変わったらそちらの方が大変です。
ここで私はNHKを攻撃するわけです。NHKの報道はIPCCに準拠していると言っています。それでいて、「温暖化して南極の氷が減っている」と言うわけです。いまお話ししたように、南極が温暖化していることはウソですし、温暖化によって南極の氷が減るというのもウソです。ここで「誤報」と言わずに「ウソ」と言ったのは、NHKは当然、IPCCの報告書を知っているので、故意に異なる報道をしたという意味です。
南極大陸は、部分的には温暖化しているところもありますが、南極点は寒冷化しているのです。NHKは南極大陸全体の気温が変わっていないとIPCCが報告しているのを知っているにもかかわらず、「温暖化によって南極の氷が融けている」と思わせる映像を流しています。それは誠実な報道ではありません。
放送するときには、たぶんNHKの中でもかなりの議論があったと思います。それはIPCCの報告を読めば書いてあるのですから。このことをあるテレビ番組で言いましたら、これまでテレビは何を放送していたタレントの一人が、「武田先生の話が本当だったんだ!」と叫んでいました。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061218 P91
【ニッポンジャーナル】「6度目の103万円の壁引き上げ協議 “打ち切り”」内藤陽介(国際情勢アナリスト)&西岡力(韓国・北朝鮮研究者)が最新ニュースを解説!
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2024年12月17日火曜日
◎地球温暖化とC02の本当の関係
◎地球温暖化とC02の本当の関係
日下: 残念ながら、SFのようには、二酸化炭素が増えても、植物は動かないわけですね。しかし動かなくても大繁殖することはあるでしょう。空中浮遊の植物性プランクトンが太陽に照らされた雨雲の中で大発生すると緑色の雲ができて、それが雨粒になって落ちてくれば野菜のように食べられるとか。まあ、そんなことより武田先生は、二酸化炭素の
増加と地球温暖化の関係について、疑義をはさんでおられますね。
武田: 温暖化とC02の関係については、C02が増えると温暖化する。だからC02を減らそうという運動になるわけです。
この話はちょっと専門的になってしまうんですが、簡単に触れておけば、人間が出したCO2が温暖化の原因になると考えられたのは、温室効果ガスが多くなると、地球から宇宙へと移動する熱を途中で止めて逃さない。そこで、C02が増えると、地球から宇宙に逃げる熱が少なくなって、地球が暖められるという理屈になります。だから、Co2を出さないようにしようというわけです。
しかし、私はそれに対して反証を示しています。ひとつは水の影響です。太陽から地球に届く光は、大気中の水蒸気によってかなり吸収されます。そこで大気を暖めます。つまり、大気を暖めるのは、温室効果ガスだけではなく、もともと太陽の光で暖められる。しかも、研究が進むと、地表からの熱で大気が暖められる温室効果より、太陽の熱で暖められたり、反射する影響のほうが大きいこともわかってきました。太陽の黒点と太陽風の強さ、それによる宇宙線の変化と雲のでき方などが地表の気温を決めるもう―つの大きな要因になるのです。
また海との関係も重要です。まず、キーリングという気象学者らによって海水温とC02の変化を年ごとにみると、最初に海水温が変化して、そのあとでC02が変化しているという整理がなされました。つまり、海水温が上がるとそのあとを追ってCo2が増え、海水温が下がると直後にC02が減っているのです。
つまり、これによると、C02が発生して気温が上がったのではなく、気温が上がったからC02が増えていたわけです。これは水温が高くなるほどC02が溶けなくなるという良く知られた現象です。つまり、Co2の多くは海水に溶けていて、海水温が上がると空気中に出ます。ですから、「気温が上がると大気中のC02が増える」ということにな
ります。
また、地表の三分の二は海ですから、海水温の影響が大きい。
海というのはだいたい四千メートルの深さがあるわけですが、その内の表層の五百メートルだけは十五℃から二℃くらいで、それより深い三千五百メートルは全部二℃なわけですね。
大気は、体積が海洋の三倍です。数字が出てきてややこしいんですが、もともと、水は空気に較べて同じ体積で三千五百倍の熱を抱きます。これに体積の比率を加えると大気に対して海洋は熱を抱く力が一千倍なんです。ですから一千倍の熱を持つものがほとんどが二℃という低温であるということになるんです。
ですから、地球は寒冷化する可能性はとても強いのですが、急速に温暖化する可能性というのは、少ないと考えられます。生物の六億年の歴史を観ても、氷河期には大量絶滅していますが、温暖期に絶滅の記録はありません。
だから、温暖化して生物にとって危機的な状態になることは考えにくいのです。おまけに恐竜時代などは少なくとも現在のC02の濃度の五倍はあるのですから。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061217 P87
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