何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2024年2月2日金曜日
日本の城と西洋の城の決定的な違いとは
日本の城と西洋の城の決定的な違いとは
日本人の社会の在り方、日本人の心の在り方が西洋とどれほど違うか―――筆者の経験を一つ紹介してみたいと思います。
2000年代、名古屋大学に勤務していた頃に、フランスから訪れた研究者に名古屋城を案内したことがありました。
徳川御三家の筆頭である尾張徳川家が治めた名古屋城は立派な城郭で知られ、名古屋人の自慢の一つとなっています。
名古屋城を案内すると、フランス人の研究者が「ずいぶん小さな城ですね」と言うのです。
筆者は「そんなことはありません。“尾張名古屋は城でもつ”という慣用句もあるくらいの立派な城です」と丁寧に説明しました。
次に、フランス人の研究者から「この城にはどなたが住んでいたのですか?」と質問されました。
筆者は「殿さまとそのご家族と重臣、世話をする係やその他の人々です」と答えました。
すると、フランス人の研究者はこう言うのです。
「一般の市民はどこに住んでいたのですか? 市民が城の外に住むのであれば、城の意味がない!」
実はここに、日本の文明と、西洋をはじめとする海外の文明の違いが如実に表れているのです。
ヨーロッパをはじめ、中国などの大陸の為政者は、一つの街の外周に巨大な城壁をつくり、そこに貴族あるいは兵士、市民をすべて囲い込みます。
かつてはコンスタンティノープルと呼ばれたトルコのイスタンブールはその好例でしょう。
中国の都市も城の中、つまり城壁の中にあります。
広大な城の中に領主、あるいは皇帝がいて、貴族もいて、兵隊もいて、一般の市民も暮らしています。
夜になると城外と連絡している城壁の門は堅固に閉じられます。外敵や盗賊から城内を守るためです。
つまり、城内の治安を守り、城内に住んでいる人たちの生命と財産を守るために建築されたものが西洋人あるいは中国人にとっての「城」なのです。
城の中に住む人は城の支配を受けることによって安全が保障されます。
ただし、城の支配者が戦争に負けるなどしてしまうと、状況ががらりと変わります。城内に住む人は非戦闘員の一般人であっても殺害されたり、奴隷として確保されたりしてしまうのです。
城外に暮らせば自由かもしれませんが、城内で暮らさない限り安全の保障はありません。
つまり、城外は外敵だらけなのです。少しでも治安の良い城内での生活を多くの人々は望みました。
一方、日本の「城」に住んでいるのは「殿さまとそのご家族と重臣、世話をする係やその他の人々」だけです。
要するに、一般の市民には西洋型の城を必要とするような「治安維持の不安」はなかったのです。
日本人が考える「城」と「一般人」の関係は、ヨーロッパや中国の「城」と「一般人」の関係とまったく違っています。
西洋の人々からすれば日本の城は砦、つまり本拠は別にちゃんとあって戦争のために臨時につくられる小型の城としか考えられません。しかし、日本の「城」には、それどころではない格別な美しさというものがあります。
日本は鎌倉政権以来、室町政権、徳川政権と、天皇に任命された征夷大将軍がトップを担当する軍事政権が政治を担ってきました。
日本では「城」がそのまま行政機関であり、権威というものを持ちますから、おのずと豪華な、あるいは視覚的に魅力のある仔(たたず)まいになるのです。
『かけがえのない国――誇り高き日本文明』 武田邦彦 ((株)MND令和5年発行)より
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祝 300回 R6 02/02【ゲスト:平井 宏治 / 森下 つよし】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第300回
R6 02/02【ゲスト:平井 宏治 / 森下 つよし】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第300回
2024年2月1日木曜日
戦術・作戦の巧みな「世界最強」のモンゴル軍
戦術・作戦の巧みな「世界最強」のモンゴル軍
当時のモンゴル軍は「世界最強」と言われました。その理由は、「戦い方 」にあります。
1241年、モンゴル帝国のヨーロッパ遠征軍とポーランド・ドイツ連合軍との間で、「ワールシュタットの戦い」と呼ばれる戦争が起こりました。モンゴル軍が連合軍側の大将ヘンリク2世を討ち取って勝利した戦いです。
当時のヨーロッパの軍隊の主力は甲胄を着た「騎士」です。報酬次第で働く傭兵であり、一人ひとりが敵を討つ「個人戦」で戦争を処理していく傾向にありました。
これに対しモンゴル軍には全体的な「戦術」というものがありました。
まず、機動力に富む軽装備の騎兵と戦闘力に富む重装備の騎兵に分けて配備します。戦闘プランは状況によって違ってきますが、たとえば「軽装備の騎兵が突入して激戦を展開しておいて突然退却、退却に勢いを得た敵が追撃してきたところを伏兵が待ち受ける」といった戦術を採ります。
軽装備の騎兵が両面から挟み撃ちを仕掛けて追撃してきた敵を包み込み、背後に煙幕を張って戦場を見えなくし、パニックに陥れるといった心理作戦も得意でした。
兵士一人ひとりの能力もさることながら、戦術・作戦の巧みさ、集団の連携で敵を陥れる戦い方で世界各地に侵攻していったのがモンゴル軍でした。当時世界最大の帝国は、モンゴル軍の実力をもって築かれたのです。
1274年の文永の役で、モンゴル軍は通説では4万人の大軍で攻めてきたとされています。ワールシュタットの戦いに動員した人数は2万人だと言われていますから、モンゴル軍としては万全を期した、と言っていいでしょう。
しかしモンゴル軍はたった1日戦っただけで、日本の武士団の強さに嫌気がさしたのか、博多湾から撤退していきました。その撤退中に暴風雨に遭い、モンゴル軍の船は沈没しました。モンゴル軍の敗退を決定的なものにしたので、後にこの暴風雨は「 神風」と呼ばれます。
1281年の弘安の役では、モンゴルは15万人を動員しました。中国大陸の南宋の侵略に成功した直後であり、旧南宋から大量に 徴兵して日本に 送り込んだものとされています。
モンゴルの再来襲はほぼ間違いないと踏んでいた執権の北条時宗は、モンゴル軍の上陸が見込まれる博多湾の沿岸に、 20キロメートルにわたる石垣をつくらせました。「元寇防塁(ぼうるい)」と呼ばれています。
モンゴル軍は防塁を避けて博多湾の西の海岸に上陸しましたが、地形が悪く撃退されます。日本側の作戦成功というものでしょう。海上待機を余儀なくされたモン ゴル軍に対して、日本の武士団は小舟を使ってモンゴル船に乗り込みゲリラ作戦を仕掛けました。
6月から3カ月間、モンゴル軍は船上での生活と武士団の攻撃に苦しみました。そして夏が終わり、台風の季節へと突入します。暴風雨で約4割の船と兵士が海の藻屑になったと推定されています。モンゴル軍の惨敗です。
執権北条時宗のリーダーシップと、九州御家人を中心とする鎌倉武士団の実力によって、集団戦も個人戦も優位に戦い、外敵を駆逐したのが元寇でした。当時の兵器の主力である弓矢、あるいは甲胄といった防御装備の質も日本側のほうが優れていたと考えられます。
そして、日本側にこそあった「団結力」というものを見逃すことはできません。モンゴル軍はモンゴル人と朝鮮半島の高麗人、あるいは旧南宋の人々の混合部隊でした。また、「モンゴル」という国の存続、あるいは発展を考えていたわけでもありません。
モンゴルの使者の隷属命令をきっぱりと拒否した鎌倉幕府、そしてその方針に十分に応えた鎌倉武士団は、「自分の国を自分の手で守り続ける」という強い意識でまとまっていたのです。
『かけがえのない国――誇り高き日本文明』 武田邦彦 ((株)MND令和5年発行)より
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【生配信】第373回 上念司&ケント・ギルバートが最新ニュースを深掘り解説!司会進行は森たけしさん!
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00:00:00 準備画面
00:00:30 配信開始 ニュースラインナップ紹介
00:10:23 オープニングCG
00:13:37 米 ウクライナに新型精密爆弾提供へ
00:38:29 バイデン氏 ヨルダン施設攻撃で報復「決断」ジレンマも
00:52:33 離婚後原則「共同親権」法制審部会 要綱案決定
01:07:04 番組からのお知らせ
01:15:04 特集コーナー「メディア倫理向上委員会」
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R6 02/01【ゲスト:島田 洋一】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第299回
R6 02/01【ゲスト:島田 洋一】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第299回
00:00:00 準備画面
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00:54:30 習近平氏「米大統領選に干渉せず」昨年11月の米中会談で伝達
01:10:49 トランプ氏、対中関税60% 大統領復帰時に検討 米報道
01:40:51 バイデン大統領、ヨルダン米軍基地への攻撃で対応策を決断
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