何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2023年12月4日月曜日
ガンジーの文明論
ガンジーの文明論
ガンジーは文明を語る中で、次のように言っています。
「ローマは滅びました。ギリシャも同じ運命をたどりました。ファラオの権勢も終わりを迎えました。日本も西洋のようになりました。ヨーロッパの人々はギリシャやローマの人々が書いた本から教訓を学んでいますが、ギリシャやローマはもはやかつての栄光に包まれてはいません。そのようなところから学ぽうとすることで、ヨーロッパの人々はギリシャやローマの誤りを避けることができると思っているのです。本当に哀れと言うほかはありません。」
(マハトマ・ガンジー著、田畑健らの訳「ガンジー自立の思想」から)
競争社会はやがて漬れる、それは判っているのだ、それなのに、その「滅びる文明を学ぶ」というのはバカげていると言うのです。
ガンジーはさすがに明確です。
滅びないように生きなければならないでしょう。ガンジーは滅びないためには競争ではなく、共存だと主張します。
そして、その例はすでに世界のあちこちにあって、別に特別のものではない。例えば、弁護士や医者は昔から「偉い人」とみんなが思っていたのは同じだが、昔はだからといってその人たちがむやみにお金を取ることはなかった、普通の人と同じ生活をしていた、と言っています。しかし、西洋文明が入ってから突然、弁護士や医者がお金を取りはじめたと彼は続けるのです。
日本は日本の文明を守り、それを永続させなければならないと考えられます。そして、それは可能であるというのが著者の考えです。再びガンジー。
「人は、日常の欲求をますます増やしていこうと思ったとたん、『暮らしは低く思いは高く』という理想を求めることをやめてしまいます。このような例は歴史を振り返ればたくさんあります。人の幸福は、実際には満足することにあります。満足していない人は、たとえどれほど多くの物を所有していても、自分自身の欲望の慮になっています。欲望の慮に 匹敵するほどの奴隷状態は他にありません。自分自身が最良の友となることもありますが、同時に最大の敵になることもあると賢者は言います。自由でいるか、奴隷に成り下がるかを決めるのは自分自身です。」
「そうすれば、我々は欲望を最小限に抑えるようになり、食事も質素な物となるでしょう。その時、我々は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるようになります。健康も増進し、これまで摂取してきた多くの物は余分であったことに気づきます。」
日本という国は様々な点で特別な国です。それは国土面積が世界の〇・二八パーセント、人口が二・一パーセントで人口密度が高いというばかりではありません。工業生産高は一三・四パーセントで世界の中心的役割を果たしていますし、土木建築の活動は世界一と言われています。
また、北半球では温帯地方にある島国で日本のように大きな国はありません。大陸と近いとはいえ対馬列島を間にして韓国との間にかなりの距離があり、歴史的にもほとんど独立していました。僅かに、百済の頃、蒙古襲来、豊臣秀吉の朝鮮戦役、そして第二次世界大戦の前の数十年に侵略がありました。
長い歴史のなかではこの程度の交渉はそれほど日本の文化に決定的な影響を与えることはなく、 日本は世界でも希な文化を築いてきたのです。そして、第二次世界大戦で日本は大きな痛手を受けましたが、その後の戦後復興に成功し、現在の繁栄につながっています。
『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊)
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2023年12月3日日曜日
新渡戸稲造 武士道より
新渡戸稲造 武士道より
「勇」
いかにして、肝を鍛錬するか
Courage, the Spirit of Daring and Bearing
「仁」
人の上に立つ条件とは何か
Benevoence, the feeling of Distress
「礼」
人とともに喜び、人ともに泣けるか
Politeness
「誠」
何故武士に二言はない
Veracity and Scinerityity
「名誉」
苦痛と試練にたえるために
Honour
ものに執着しない文化をもっていた日本と、物を拡大生産するという欧米の文化
ものに執着しない文化をもっていた日本と、物を拡大生産するという欧米の文化
最後に、もともとものに執着しない文化をもっていた日本と、物を拡大生産するという欧米の文化について触れたいと思います。
日本は世界でも特に歴史的に深く素晴らしい伝統を持った国でした。それは、奈良の大仏殿は世界で一番大きな木造建築だ、などと大きいこと、力の強いことを持ち出さなくてもよいと思います。日本は世界でも希な「平等思考」の国でしたし、「学を重んじ、お金を軽んじる」民族だったのです。本稿ではその詳しいことは書きませんが、日本は誇りに思うことがあっても、決して卑下するような国ではありません。
それなのに、現在の日本ではすぐ「アメリカが……」、「ドイツのリサイクルは……」とまるで「この印籠が見えないか! 欧米は優れた国なのだ!」というように考える人がいて、そのような人が何らかのお金を得て、ヨーロッパに「環境視察」に行きます。そして「ヨーロッパはあんなに環境に配慮している。だから日本も……」と言います。
たしかに、欧米は「ものの時代」の支配者でした。特に一八世紀に発明された蒸気機関は巨大な力を人類に与え、それが鉄の生産技術の進展と協奏して、強い文明を生みました。この素晴らしい文明を生んだヨーロッパとそれを拡大したアメリカが自国の文化を育み、幸福を増大させたのなら結構でしたが、巨大な力と鉄鋼の技術はやがて、他国民を征服し圧制のもとにおくということにもっぱら使われるようになりました。砲艦外交といわれ、軍事力という名の暴力で他国民を苦しめたのです。
現在ではすでに露骨に武器をもって他国を占領することはできないようになりましたが、それでも、欧米はアジアやアフリカに対する当時の利権を時々主張します。そんな欧米を尊敬することはできません。
「ものの時代」には圧倒的な物量、科学を中心とした学問など欧米にも見るべきものはありました。しかし、現在の環境問題にしても、汚い住環境にしても、欧米の大量生産技術と自分勝手な論理によるものです。特に、生産量を無制限に高め、資源の枯渇を警告し、さらに自ら世界でもっとも多く資源を使っている欧米と日本はそろそろ決別する決意を持つことが求められます。
『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊)
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2023年12月2日土曜日
松尾流アップルパイ〜冷凍パイシートで香り豊かなカラメル風味のワンランクアップのアップルパイ!
松尾流アップルパイ〜冷凍パイシートで香り豊かなカラメル風味のワンランクアップのアップルパイ!
▷材料(8個分)
りんご 3個(紅玉、ふじ、つがるなど品種は何でもOK)
グラニュー糖 60g
水 大さじ1
無塩バター 25g
シナモン 大さじ1
バニラオイル 数滴
ラム酒 20ml
市販の冷凍パイシート 2枚
※動画では、直径8cmの円型の抜き型で8枚くり抜いています。
※メーカーによって折り込んだ層の数(140層が理想)や大きさが変わります。
小麦粉(打ち粉用) 適量
卵黄 1個(塗り卵用)
シロップ(グラニュー糖1:水1) 適量
作り方
リンゴは3,4㎜に切る イチョウのイメジ
鍋に砂糖 半分入れる
水 15㏄
カラメルを作る きつね色 煙が出る
火を止めて
そこにバターを入れる
バターが解けたら
リンゴを入れ
追い砂糖
絡めて
シナモン
バニラ
ラム酒
再度 点火 なじんだら
クッキングシートで落しブタ 弱火 30分
リンゴの位置を変えて 追加 10分
ジャムのようになってもOK
バットに入れ冷ます
パイシートを8センチのセルクルで打ち抜く
打ち粉は強力粉
抜いた生地は楕円形にする
おりしろに水を塗る
リンゴを載せ
指で押さえて しっかり密封する
裏返しにして、並べる
冷蔵庫で冷やす
卵を塗る
包丁の背を使って、木の葉の模様をつける
包丁の先で空気抜きをつける 刺す
180℃で合計 30分程
10分様子見る 前後入れ替え
20分様子見る
底が生っぽい 5分追加
熱々の時に シロップを塗る
職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。それにお金が入ってくると人はおかしくなります。
職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。それにお金が入ってくると人はおかしくなります。
11月23日は元々は新嘗祭という、その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし翌年の豊穣を願う日でしたが、戦後日本に進駐したGHQの天皇陛下の宮中祭祀としての新嘗祭と国民の行事を切り離すという意向により昭和23年に勤労感謝の日という名称に改称され、感謝の対象は神様から働くすべての労働者に変わりました。そんな勤労感謝の日に、秋田県鹿角市で小学生を対象にした仕事を体験できる催しが開催されたというニュースがありました。
このイベントは児童が警察官や医師、それに小売店の販売員などさまざまな職業に就いて社会の仕組みを学ぶもので、会場には特産のリンゴを売る店をはじめとした小売店や交番、それに医療機関など全部で27の仕事を体験できるブースが設けられました。そこで参加したおよそ120人がそれぞれ一所懸命に働き、仕事を終えると会場でのみ使える通貨が「給料」として支給され、それを子どもたちは買い物に使ったり税務署で納税したりして社会の仕組みを学びました。
“お金”というと「親やおじいちゃん、おばあちゃんからもらうもの」としか思っていなかった小学生が労働の対価としての「給料」を初めて意識したであろう今回の試みはさぞかし有意義なものだったことでしょう。小学生に将来なりたい職業を聞くと「サッカー選手」「お花屋さん」「お菓子屋さん」などいろいろな答えが返ってきますが、「その理由は?」の答えは「カッコいいから」「お花が好きだから」「ケーキがすきだから」と全員が「好きだから」です。なにしろ彼らにはこれから何にでもなれる無限の可能性がありますから、職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。
それが中学高校になると「儲かりそうだから」「楽そうだから」と、それまでとは違ったよこしまな要素が入ってきます。さらに「なりたい職業」が商売人の子供など「ならなければならない職業」となることもあります。その最たるものはやはり医者でしょう。医者は高給取りの代表格ですから親がぜひ息子にも継がせたいと思うのです。そのため医者の子息は小さいころから「お前は医者になるんだ」と言い聞かされますが、いかに親が必死になろうと医者になるには国家試験に合格しなければなりません。それこそが世襲によるヤブ医者乱造に一定の制御をかけているのです。
それに比べて日本におけるもうひとつの家業となってしまった政治家の場合は厄介です。政治家にはどんなぼんくらでも票さえ集めれば試験なしでなれます。そしてその集票に大きく影響するのが「地盤」「看板」「鞄」です。先祖代々その選挙区で固めた後援会組織と売ってきた名前、さらに税制上優遇される豊富な資金を丸々受け継いでの選挙戦は、それがない候補者よりはるかに有利になります。こんな不平等で国益に反するシステムは即刻改正しなければなりませんが、議員の給料、選挙制度を決めるのが“議員”なだけにこの既得権益を絶対に放そうとはしません。その結果が、外遊に行けば公用車で買い物三昧、官邸内の極秘情報を夜な夜な仲良しの女性記者に伝える(ちなみにこれを『官邸!ナイトスクープ』と言います)、挙句の果てに首相公邸での大はしゃぎで総理秘書官をクビになったあのバカ息子も将来的には何食わぬ顔をして国会議員になると思うと情けない限りです。
百田尚樹のニュースに一言 令和5年12月1日号より
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