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2023年12月2日土曜日

職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。それにお金が入ってくると人はおかしくなります。

職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。それにお金が入ってくると人はおかしくなります。 11月23日は元々は新嘗祭という、その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし翌年の豊穣を願う日でしたが、戦後日本に進駐したGHQの天皇陛下の宮中祭祀としての新嘗祭と国民の行事を切り離すという意向により昭和23年に勤労感謝の日という名称に改称され、感謝の対象は神様から働くすべての労働者に変わりました。そんな勤労感謝の日に、秋田県鹿角市で小学生を対象にした仕事を体験できる催しが開催されたというニュースがありました。 このイベントは児童が警察官や医師、それに小売店の販売員などさまざまな職業に就いて社会の仕組みを学ぶもので、会場には特産のリンゴを売る店をはじめとした小売店や交番、それに医療機関など全部で27の仕事を体験できるブースが設けられました。そこで参加したおよそ120人がそれぞれ一所懸命に働き、仕事を終えると会場でのみ使える通貨が「給料」として支給され、それを子どもたちは買い物に使ったり税務署で納税したりして社会の仕組みを学びました。 “お金”というと「親やおじいちゃん、おばあちゃんからもらうもの」としか思っていなかった小学生が労働の対価としての「給料」を初めて意識したであろう今回の試みはさぞかし有意義なものだったことでしょう。小学生に将来なりたい職業を聞くと「サッカー選手」「お花屋さん」「お菓子屋さん」などいろいろな答えが返ってきますが、「その理由は?」の答えは「カッコいいから」「お花が好きだから」「ケーキがすきだから」と全員が「好きだから」です。なにしろ彼らにはこれから何にでもなれる無限の可能性がありますから、職業選択の理由は「好き」だけで十分なのです。 それが中学高校になると「儲かりそうだから」「楽そうだから」と、それまでとは違ったよこしまな要素が入ってきます。さらに「なりたい職業」が商売人の子供など「ならなければならない職業」となることもあります。その最たるものはやはり医者でしょう。医者は高給取りの代表格ですから親がぜひ息子にも継がせたいと思うのです。そのため医者の子息は小さいころから「お前は医者になるんだ」と言い聞かされますが、いかに親が必死になろうと医者になるには国家試験に合格しなければなりません。それこそが世襲によるヤブ医者乱造に一定の制御をかけているのです。 それに比べて日本におけるもうひとつの家業となってしまった政治家の場合は厄介です。政治家にはどんなぼんくらでも票さえ集めれば試験なしでなれます。そしてその集票に大きく影響するのが「地盤」「看板」「鞄」です。先祖代々その選挙区で固めた後援会組織と売ってきた名前、さらに税制上優遇される豊富な資金を丸々受け継いでの選挙戦は、それがない候補者よりはるかに有利になります。こんな不平等で国益に反するシステムは即刻改正しなければなりませんが、議員の給料、選挙制度を決めるのが“議員”なだけにこの既得権益を絶対に放そうとはしません。その結果が、外遊に行けば公用車で買い物三昧、官邸内の極秘情報を夜な夜な仲良しの女性記者に伝える(ちなみにこれを『官邸!ナイトスクープ』と言います)、挙句の果てに首相公邸での大はしゃぎで総理秘書官をクビになったあのバカ息子も将来的には何食わぬ顔をして国会議員になると思うと情けない限りです。 百田尚樹のニュースに一言 令和5年12月1日号より

寿命まで使えば家電リサイクル 法は要らない

寿命まで使えば家電リサイクル 法は要らない 現代の社会は病んでいます。それは本著が示した「架空の環境」「命の軽視」「矛盾した環境運動」などを通じてよく判っていただいたと思います。それは、「ものづくり」にもあらわれているのです。そして、この世界の矛盾にも「部分的には正しい」ということと、全体の関係が潜んでいます。 現代の工業社会ではものづくりが「分業」になっていますので、作る人はその全体を見ることが難しくなってきています。それでも、新しい製品を作る研究の人、その製品を作る人は「技術者」であり、昔でいえば職人にあたります。彼らは、新製品の研究と開発に打ち込み、深夜まで努力をします。また、開発された製品を製造する人たちも安全と品質に 全神経を尖らせ、少しでも良いものを作ろうとしています。本当に日本の製造現場は大したもので、決して手を抜きません。いい加減に新製品を開発し製造しているのではありませんし、それが世界に誇る日本の高品質製品となっているのです。 このことは販売部員や重役も同じことです。自社の製品を使ってくれているところに出向いて長く使っている商品があると「我が社の製品を長く使っていただいてありがとうございます」と言います。 ところが、実際の家電製品が使われている実績を見ますと、平均して一二年弱の寿命があるはずなのに、六年ほどで捨てられます。その製品を研究して開発までこぎつけた人、神経を張り巡らせて品質を保った人は哀しい気持ちではないかと思いますし、販売員も本心は残念に思っているでしょう。 例えば、家電リサイクル法は、家電製品を作った人にとって我慢できないような法律です。家電のゴミが増える……それは「寿命の半分で捨てる」ということが行われているからです。もし、買った人が寿命を全うしてくれたら、ゴミは半分になると同時に、設計寿命になりますので、製品に使われた材料も寿命になり、たとえリサイクルしても再利用できません。 それでも、家電メーカーはリサイクル法に反対ではありません。少なくとも表面上は協力しています。なぜでしょうか? なぜ、自分たちが一所懸命作ったものが途中で捨てられるのに協力するのでしょうか? 家電協会も家電製品が設計寿命の半分で捨てられているという現状を前にして、「もっと長く使ってくだ さい!」と訴えないのでしょうか? 新製品を作った技術者にとっても、魂を込めて作った製造マンにしても寿命の半分で捨てられるのは辛く切ないことでしょう。何とかしたい、せめて設計寿命は使ってもらいたい、何が原因で消費者はこんなに早く捨てているのだろうか? と悩むのが正常な神経です。 著者は製造メーカーの技術陣や販売がどれほど努力をしているかを知っていますので、その人たちを非難する気にはなりませんが、もし、その人たちが本当に自分たちの職業と人生を大切にするなら、様々な障害があるでしょうが、勇気を出して「環境のために、長く愛用できる商品を作ろう!」と呼びかけてほしいのです。 『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊) 202311202 200

2023年12月1日金曜日

【公式】武田邦彦の「ホントの話。」第149回 2023年12月1日放送 あなた、それ詐欺ですよ! 酒・タバコ・競馬で健康に ライドシェアって白たく?

【公式】武田邦彦の「ホントの話。」第149回 2023年12月1日放送 あなた、それ詐欺ですよ! 酒・タバコ・競馬で健康に ライドシェアって白たく? <今回の話題> 今、ウクライナの状況は イスラエル、ガザ出身労働者を送還 「日本人の優勝は不愉快」ツイートした米紙記者解雇に イクイノックスG1 6連勝 ジャパンカップ 23年ぶり女子3000m新潟県高校記録更新の選手 拿捕された日本郵船貨物船 松野長官「断固非難する」 ノルウェー、EV補助金廃止に苦慮 財務省、トリガー条項凍結解除に難色示すが・・ 島根・丸山知事、中国電力に電気料金引き下げを直談判 上川外相、元慰安婦判決めぐり韓国外相に抗議 「ライドシェア」解禁は近いか 中国、「処理水」の独自監視を要求 「給食完食強要」で損害賠償判決に不服、控訴 さいたま市 限度超え子どもに勉強強要 時には暴力も たばこ禁止法撤廃 減税の財源確保のため ニュージーランド 飲酒量「できるだけ少なく」 ガイドライン案を提示 厚労省 暑い都市の気温を下げるカギは「木を植えること」

確かに、カーメン君の言う通り、スーパーで野菜などを見る時、見方が少し変わりますね。

【目からウロコ】ネギは家で永遠に収穫できます。  【カーメン君】【園芸】【ガーデニング】【初心者】 確かに、カーメン君の言う通り、スーパーで野菜などを見る時、見方が少し変わりますね。

【生配信】第334回 飯田泰之&山田吉彦が話題のニュースを深掘り解説!

【生配信】第334回 飯田泰之&山田吉彦が話題のニュースを深掘り解説!

#あさ8 武漢肺炎第2弾 米国大統領選を睨んでの工作か

R5 12/01【ゲスト:平井 宏治】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第259回 #あさ8 武漢肺炎第2弾 米国大統領選を睨んでの工作か

「借りること」と「使い捨て」

「借りること」と「使い捨て」 愛用品の次は、「借りること」と「使い捨て」です。つまり、愛用品の時代には、ものは「愛用品」と「借りるもの」と「使い捨てするもの」の三つに分かれると言われています。 人生は様々な時代を過ごします。小学校の時には夢中で飛び回っていますし、体も大きくなってきます。中学校はこころの成長の時代、高等学校は受験、青春時代は苦く過ぎます。独身時代新婚時代、子供が小さい頃、そして単身赴任、子供の結婚、老後と人生は一様ではありません。そのなかで、変わらず使うものは愛用品ですが、生活の変化に伴って変わっていくものもあります。その典型的なものが、住宅と車でしょう。一生、一軒の家に住む、落ち着いた生活も良いでしょうが、独身の頃には華やかな都心のアパートに住み、新婚時代は狭いながらも楽しいマンション、そして、庭のある 一軒家に住んで、老後はまた夫婦二人でマンションに、という生活も良いものです。 このように人生の流れとともに変わる必要性に合わせて、住宅を選ぶ、そしてそこに家具も備えつけられているという町を作ろうという計画が建築の人を中心に盛んに進められています。若い頃、苦労して小さくて遠い持ち家を買い、ローンに苦しみ、そこで 一生を暮らせるならよいのですが、手狭だったり家族構成が変わったり、また病院が遠かったりして、結局、あれほど苦労した家もやがて手放さなければならなくなります。 「家は持たない」ということが良いと考える建築家や都市計画の人も多いのはこのようなことからです。若いとき、成熟したとき、そして老年と自分の一生が変わることを認め、「家を所有する」ことに人生を求めるのではなく、「人生の時代に合わせて家を使う」ことに主眼をおくのです。それは「ものを所有する」という呪縛からときはなたれ、ものが主人の時代から、人生自体が主人になる時代への転換でもあります。 建築家は町の全体をそのような思想で作り上げなければなりませんし、そこに住む人も「家を使い、人生を所有する」という考えで過ごさなければなりません。 これと同様に、車も「愛用品として所有する自分の車」と「車を使って人生を所有する」というものに分かれるでしょう。そして、かつてのように「新車は一年で手放した方が有利ですよ」などというささやきが遠くに聞こえるようになると思います。愛用品として所有する自分の車は、最低一〇年は使うでしょうから、それなりに愛用品の五原則を満足していなければならないでしょうし、「車を使って人生を所有する」という人にとっては、これも車は安く借りれることが第一ですので、平均して一〇年以上は使った車が使用されるでしょう。 現在のシステムはそうなってはいません。車を所有するようでもあり、車を使い捨てするようでもあります。「愛車」とはいいますが、その車をいとも簡単にかえていたのでは「愛車」とは言えないでしょう。 愛用品時代の三番目の指針は、使い捨てすることです。 人間はもののために生きているのではなく、生きるためにものを使うのですから、愛用品にもならず、リースもできないようなものは、できるだけ効率的に使い捨てすることです。「効率的に」というのが大切な、生活の部分です。 つまり、そこではものを使うのにできるだけ効率が求められ、可能な限り蹂境にやさしく、安いものが良いからです。その点で、ペットボトルとビールの容器であるアルミ缶、そして紙パックは優れたものです。 ペットボトルは、最も少ない石油資源で優れた容器ができるという点で、素晴らしく環境に良い商品です。倹約して使うことは大切ですが、衛生的で、毒性も少なく、焼却もしやすく、半分飲みかけでも取っておけるなど本当に理想的な容器です。ペットボトルができたおかげでそれまで半分だけ飲んでもそのまま捨てなければならなかった金属缶も少なくなり、油やお醤油も大変、環境に良い容器に代わりました。ペットボトルを作った人に「環境大質」をあげたいくらいです。 それでも、ペットボトルをリサイクルすると、途端に環境には最悪の商品になります。石油は三倍以上使うし、品質は悪くなるし、人手も使います。リサイクルはペットボトルの良さを消してしまうのです。ペットボトルのリサイクルを始めた人は反省してもらわなければなりません。同じように、アルミ缶もビールの容器としては最適です。軽く、熱伝導率が高いので冷えやすく、そして衛生的です。こんなに素晴らしい商品を考案して改良してきたアルミ缶メーカーの技術者に「環境大賞」をあげたいくらいです。アルミ缶ができたおかげで重たいビールビンを担いで腰痛に苦しむ人も少なくなりましたし、「ビールは飲みたいけれど、あのビールビン一本分は飲めない」という人も小さなサイズのアルミ缶のおかげで、人生を楽しむことができるようになりました。 ところが、アルミ缶のリサイクルは最悪です。特に、アルミ缶リサイクルの関係者が「ボーキサイトからアルミを作るには電気が大量に必要だ。それに対して、アルミ缶からアルミを作るときには電気がわずか三〇分の一しかいらない。アルミ缶は貴重なアルミ資源だ」と言っているのはすぐやめてもらわなければなりません。 人間は、間違うこともありますが、「自分で良いと言って他人に勧めておいて、自分は別のことをする」というような品性の悪いことをしてはいけません。アルミの関係者は「ボーキサイトの方がエネルギーがかかる」と言っておきながら、ボーキサイトを買いにお金をもって海外まで出かけていきます。 その同じ人が「アルミ缶の方がエネルギーが要らない」と言っておきながら、相変わらずアルミ缶を取りに来ません。「ボランティアが集めたら使ってやっても良い」という態度です。これは、どうしたものでしょうか? 著者はこのアルミ関係者の態度にかなり怒りを覚えています。おそらく、リサイクル関係の矛盾のなかでも酷い方です。もし、本当にアルミを作るのに、ボーキサイトよりリサイクルアルミ缶の方が良いのなら、これまでボランティアでアルミ缶を集めた多くの人たちに、是非、「原料代」を支払ってほしいものです。日本人、それも善意のボランティアをただで働かせ、海外の鉱山会社にお金を払う、それも「リサイクルアルミ缶より、エネルギーが三〇倍もかかる価値のないボーキサイト」と言っている当人なのです。 『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊) 202311201 198