何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2023年11月6日月曜日
2023年11月5日日曜日
カルシウムが逃げだす人的環境の怖さ
カルシウムが逃げだす人的環境の怖さ
宇宙飛行士の体の変化とDNAの“感性”について知ることができましたので、次に、もう少し日常的なことに目を向けてみたいと思います。
カルシウムがわたしたちの体の骨を作る大切な元素であることはよく知られています。子供の頃は「カルシウムをとりなさい!」と言われて、牛乳や小魚を食べさせられます。また、たくさん子供を産んだ女性は子供にカルシウムをもっていかれるので、晩年に「骨粗鬆症」などのカルシウムの不足が原因する病気にかかることも知られています。もちろん、人間の体は複雑ですから、骨粗鬆症も女性ホルモンの分泌との関係もあり、単にカルシウムの摂取ということで整理できるほど単純ではありませんが、体にとって、カルシウムが大切であることは間違いありません。
東ヨーロッパの旧ユーゴスラビアには地方によってカルシウムを多くとるところと、ほとんどカルシウム分をとらない地方があります。そこで、ユーゴスラビアの人たちの調査でカルシウムの影靱を調べた例があります。一一五頁の上図はマトコヴィッチ博士が女性の大腿骨頸部骨折、つまり「足の付け根の骨が骨折する」頻度を調べた結果をまとめたものです。

それによると、「低カルシウム地方」の七〇歳以上の女性に大腿骨頸部骨折が多いことという結果が得られ、カルシウムを多くとる地方と比較しますと、七〇歳で約三倍、七五歳で五倍も骨折の危険性が高まっています。今さらながらカルシウムが人間にとって大切であることが判ります。 アメリカ・フィラデルフィアでバークヘッド博士が、兵士を実験台にしてある研究を行ってます。まず、兵士を三つの班に分けて、第一のグループは一日中何にもしないで寝ているばかりのグループ。第二のグループは一日中、座ったままの兵士。そして第三のグループは一日三時間以上、立っている兵士としました。そして、ずっと一つのグループに所属している兵士と、時々、グループをかえる、つまり、それまで「寝るグループ」にいた兵士を「立つグループ」に編入させたのです。実験の期間は全部で六三日。生活する上での環境、例えば食事、気温、そしてストレスなどはできるだけそれぞれのグループで差のでないように配慮したのは当然のことです。 実験に参加している兵士の尿を毎日、採取し、尿中の「窒素」と「カルシウム」を測定しました。尿酸や尿素という「尿」のつく名前を持っている化合物は主に窒素でできています。つまり尿中の窒素の量を測定することによって腎臓の機能や実験台になった人の全身状態がおかしくなっていないか見当をつけることができるからです。そして、それを参考にしながら尿中のカルシウムの量を見る計画を組んだのです。
さて、実験結果によりますと、まず、「一日中、寝てばかりいるグループ」も「三時間以上、立っているグループ」も、兵士の尿に含まれる窒素の量には変化がありませんでした。ところが、尿中のカルシウムの量の方はこの二つのグループの兵士で大きく違っていました。一日三時間以上立っているグループに属する兵士の尿のなかにはカルシウムが少なく、一日中、寝てばかりいる兵士の尿中のカルシウムはちょうど二倍の値を示したのです。 つまり、一日中寝ていると尿からかなりのカルシウムが逃げているという結果です。もちろん、立っているグループと寝てばかりいるグループのどちらも食事は同じですから、体に入るカルシウムは同じ。結局、出る方だけ違うのですから、これはゆゆしいことです。 『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊) 20231105 113

それによると、「低カルシウム地方」の七〇歳以上の女性に大腿骨頸部骨折が多いことという結果が得られ、カルシウムを多くとる地方と比較しますと、七〇歳で約三倍、七五歳で五倍も骨折の危険性が高まっています。今さらながらカルシウムが人間にとって大切であることが判ります。 アメリカ・フィラデルフィアでバークヘッド博士が、兵士を実験台にしてある研究を行ってます。まず、兵士を三つの班に分けて、第一のグループは一日中何にもしないで寝ているばかりのグループ。第二のグループは一日中、座ったままの兵士。そして第三のグループは一日三時間以上、立っている兵士としました。そして、ずっと一つのグループに所属している兵士と、時々、グループをかえる、つまり、それまで「寝るグループ」にいた兵士を「立つグループ」に編入させたのです。実験の期間は全部で六三日。生活する上での環境、例えば食事、気温、そしてストレスなどはできるだけそれぞれのグループで差のでないように配慮したのは当然のことです。 実験に参加している兵士の尿を毎日、採取し、尿中の「窒素」と「カルシウム」を測定しました。尿酸や尿素という「尿」のつく名前を持っている化合物は主に窒素でできています。つまり尿中の窒素の量を測定することによって腎臓の機能や実験台になった人の全身状態がおかしくなっていないか見当をつけることができるからです。そして、それを参考にしながら尿中のカルシウムの量を見る計画を組んだのです。

さて、実験結果によりますと、まず、「一日中、寝てばかりいるグループ」も「三時間以上、立っているグループ」も、兵士の尿に含まれる窒素の量には変化がありませんでした。ところが、尿中のカルシウムの量の方はこの二つのグループの兵士で大きく違っていました。一日三時間以上立っているグループに属する兵士の尿のなかにはカルシウムが少なく、一日中、寝てばかりいる兵士の尿中のカルシウムはちょうど二倍の値を示したのです。 つまり、一日中寝ていると尿からかなりのカルシウムが逃げているという結果です。もちろん、立っているグループと寝てばかりいるグループのどちらも食事は同じですから、体に入るカルシウムは同じ。結局、出る方だけ違うのですから、これはゆゆしいことです。 『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊) 20231105 113
2023年11月4日土曜日
【続・虎ノ門サイエンス】医療用大麻"解禁"へ!?武田邦彦が語る日本人と大麻の歴史・科学的見地から見た大麻の安全性とは?
【続・虎ノ門サイエンス】医療用大麻"解禁"へ!?武田邦彦が語る日本人と大麻の歴史・科学的見地から見た大麻の安全性とは?
一万年前のDNAが覚えている「人にやさしい環境」
一万年前のDNAが覚えている「人にやさしい環境」
そのような環境のなかでできたDNAがわたしたちの体のなかにあるのに、現在のわたしたちの生活は全く違います。本著で最初に示した「冷凍食品」「空中で寝ているわたしたち」は違いを象徴しています。
冷暖房でもこのズレがよく感じられます。
「暖炉」「ペチカ」そして「炉端」という言葉からわたしたちは何を思うでしょうか? 赤くゆらゆらと燃える火、その火の熱で火照ってくる頬、そして炉端での団らん、すべてはこころあたたまる情景です。
「エアコン」の暖房はそれとは感覚が違います。温度だけは高いけれど、何か寒々とした風。乾燥した空気。部屋の中に舞い散る細菌。そこには心地よさも人の交流も感じられません。
クーラーを使うと奇妙なことが起こります 。
夏のクーラーは冷やしすぎると「冷房病」になります。そのときの室内の気混はおおよそ二〇℃で、外に出ると三〇℃です。温度差は一〇℃。
「冷やしすぎると体に良くない」ということになります。
一方、暖房では、部屋のなかを二五℃に暖房し、外に出ると五℃というのは普通です。温度差は二〇℃。それでも「暖房をしすぎると体に良くない」という人はいませんし、「暖房病」というのも聞いたことがありません。
「外と内」は「夏と冬」でちょうど反対になっているだけなのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。人間の長い歴史が冬は暖を求め、夏は暑くてもじっとして我慢をするようにしてきた、そのために私たちのDNAにそう書いてあるからと考えられます。
暖房はなぜか心地よいものです。特に、暖炉の前に体をおき、手を火にかざすとこころまでもがあたたまります。
「火」というものは人間が誕生してまもなく生活のなかに入り込み、それ以来、何万年も人類の生存に欠かせないものになっていたからでしょう。
DNAのなかには夏のクーラーは書き込まれていませんが、暖炉の火は記録されているからです。
それから見ると、宇宙で血は頭に上がるのは当然でしょう。
DNAは突然、宇宙飛行士になって宇宙に行っても、情報を書き直さないからです。
また、コンクリートで固められた人工的空間からの語りかけもDNAには居心地が悪いのも理解できます。
DNAは化学物質でできていますので、すぐに書き換えることができず、結果的に伝統を守ることになりますが、脳は電気で記憶をしますので、生まれてからの情報、つまり「後天的な情報」をつぎつぎと書き込むことができます。それだけ脳の方が優秀といえば優秀なのですが、その反面、すぐ情報を書き換える性質があります。脳の方が「早とちり」や「おっちょこちょい」な記憶も書き込まれるのが注意点でしょう。
そして、脳は「良い」と思ったらすぐ情報を書き換えますが、DNAがそれを拒否します。わたしたちの頭は脳が変われば変わりますが、体はDNAに支配されているので、環境から遠い昔とは違うメッセージが届くと、それを不快に思い、何となく不満に思い、不安に感じる原因の一つになっていると思われます。
『日本社会を不幸にするエコロジー幻想』 武田邦彦著 (青春出版社 平成13(2001)年刊)
20231104 110
8(10)年前(2012年11月18日)に気球で飛ばしたビデオカメラが2020年11月7日に発見されました
8(10)年前(2012年11月18日)に気球で飛ばしたビデオカメラが2020年11月7日に発見されました。横向きカメラ(飯田工業高校 機械科 課題研究)ノーカット
平成24年、飯田工業高校の課題研究にて、機械科8名で気象観測用の風船にスマートフォンやビデオカメラ2台等を載せた発泡スチロール容器を吊り下げ、成層圏からの撮影を試みました。
基本的には気象観測用気球のラジオゾンデの構造を参考にしました。当時はラジオゾンデ飛行予測が前日に発表されていたため、それをもとに放球場所を決め、同時刻に放球すれば飛行方向や飛行距離をトレースできると考えました。
確実にパラシュートが開くようにするための機構もラジオゾンデの文献を参考に試行錯誤し、落下速度の調整とともに、屋上からの落下実験を繰返しました。
飛行空域を管轄する空港事務所への自由気球通報を行いました。この通報により、自由気球近くを飛行する航空機に対して、安全運航のために運行情報官が周辺航空機に気球がいる情報を伝えてくれるそうです。事前の提出でしたが、放球当日の風向きが分からないため、数パターン用意し、中部空港事務所と小松空港事務所に提出しました。また、基地周辺への飛行も考えられたため、百里基地から飛行許可もいただきました。当日は放球前に実行場所の報告も行いました。
風船は直径1.8mの天然ゴム製で、上空に行くにつれ気圧が低くなり膨張し、上空約30kmで直径約7mになり破裂するものを使用しました。
ビデオカメラは防水型フルHDウェアラブルアクションカメラ2台を横向きと下向きにして、上空で低温になることや、落下時の安全を考えて発泡スチロール製容器に入れ、水没した際に水が入らないよう目張りして、学校の連絡先を貼り付けました。
平成24年11月18日、北関東の人口密集地でない場所に落下させるため、当日の風向き等を考えて福井県永平寺町から放球し、スマートフォンのGPS追跡アプリで位置を確認していました。高度が高いところは通信圏外となり通信できませんでした。バルーンが割れてパラシュートにて落下し、高度が8600m位でまた位置を捕捉することができ、 着地直前までの軌跡はわかりましたが、埼玉県比企郡ときがわ町上空で携帯電話の通信圏外エリアに入ってしまい、着地地点が特定できませんでした。スマホから送られてきた位置情報から、GoogleEarthにて、おおよその落下位置を予想しました。
• 高高度気球による撮影にチャレンジしました 20121118 課題研究 飯田...
KMLデータ
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注:kmlデータの読み込み方
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放球の1週間後に行き、1日かけて探しましたが、見つけることができませんでした。連絡先を貼付していたので誰かに発見され連絡があることを期待していましたが、年月は過ぎ連絡もなく、毎年、秋の空を見上げると、その時のことを思い出していました。
約8年が経ち、忘れかけていたとき、先日11月7日に森林の管理や手入れしている埼玉県秩父郡小鹿野町の業者の方から、連絡先が書かれているものをときがわ町椚平の山中で発見したという電話連絡があり、機材を学校へ送っていただきました。
コロナ禍であり、越県が憂慮されていたこともあり、全員は集まれませんでしたが、当時のメンバーで回収できたビデオ映像を確認したところ、狙い通り成層圏からの地球の形状や、見下ろした動画が撮れていました。
GPSのデータはまだ確認できていませんが、下向きカメラから諏訪湖上空で位置が安定し、上昇速度と時間から、高度32000m付近で風船が破裂したと予想できます。
後からわかったことですが、手元を離れた携帯電話の空中使用は電波法違反だということを知りました。深く反省しております。
以上は、Youtubeチャンネルの説明から抜きました。
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