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2023年1月6日金曜日

『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社) ●参考文献● ●有用な情報源●

『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社) ●参考文献● ●有用な情報源● ●参考文献● 【拙著・拙訳】 最初の3点を本文中でそれぞれ『不都合』,『狂騒曲』,『神話』と略記した。 『「地球温暖化」の不都合な真実』(訳,M・モラノ著日本評論社,2019:絶版) 『「地球温暖化」狂騒曲一社会を壊す空騒ぎ』(丸善出版,2018) 『「地球温暖化」神話ー終わりの始まり』(丸善出版,2012) 『地球温暖化スキャンダルー2009年秋クライメートゲート事件の激族」(訳,S・モシャー&T・フラー著 日本評論社,2010:絶版) 【その他】(2020年以降のもの) 『地球温暖化で人類は絶滅しない』(M・シェレンバーガー著藤倉良ほか訳化学同人,2022) 『SDGsの大嘘』(池田清彦,宝島社,2022) 『気候変動の真実ー科学は何を語り,何を語っていないか?』(S・クーニン著,三木俊哉訳日経BP, 2022) 『EV推進の罠ー「脱炭素」政策の嘘』(加藤康子ほか,ワニブックス,2021) 「「脱炭素」は嘘だらけ』(杉山大志,産経新聞出版,2021) 『SDGsの不都合な真実ー脱炭素が世界を救うの大嘘」(川ロマーン恵美ほか,宝島社,2021) 『地球温暖化のファクトフルネス』(杉山大志,電子書籍出版代行サービス,2021) 『亡国の環境原理主義』(有馬純,エネルギーフォーラム,2021) 『環境問題の嘘令和版一まやかしのC伍削減に願されるな!』(池田清彦,MdN新書2020) 『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』(丸山茂徳ほか,宝島社,2020) ●有用な情報源● ブログ筆者注:私のブログ中、もしかすると一部のリンクが間違っている可能性があります。今回この部分を掲載するに際し、リンクについて確認しておりますので、以下のサイトには、つながります。(オリジナルが削除されたり、移動した場合を除く)この部分を掲載する際、自分の書き起こした部分にミスがあったのです。お詫びして、探して修正いたします。 【マウナロア観測所のC02i農度データ(NOAA)】https://gml.noaa.gov/ccgg/trends/ 【GISSがまとめた世界各地の気温データ(NASA)】https://data.giss.nasa.gov/gistemp/station_data_v4_globe/ 【衛星観測の気温データ(Roy Spencer氏)】https://www.drroyspencer.com 【精選139地点の気温データ(NOAAのUSCRN)】https://www.ncdc.noaa.gov/temp-and-precip/national-temperature-index/ 【海水準データ(イギリスの組織PSMSL)】https://www.psmsl.org/data/obtaining/ 【ハリケーン類の観測データ(Ryan Maue氏)】https://climatlas.com/tropical 【海の表層水温データ(NOAA)】https://www.ospo.noaa.gov/Products/ocean/sst/anomaly/index.html 【米国Anthony Watts氏のブログ】https://wattsupwiththat.com 【オスロ大学名誉教授Ole Humlum氏の気温関連情報サイト】https://www.climate4you.com 『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2023年1月5日木曜日

おわりに―――気候変動も脱炭素も忘れよう

おわりに―――気候変動も脱炭素も忘れよう ウソ9では話の都合上、気候変動話に向き合う姿勢が、国連(とりわけIPCCの関係者も環境研究者も企業人も、ほぼ同じかのように書きました。けれど企業の方々は、少なくとも知り合いの企業人は、気候変動や脱炭素のことをそれほど心配してはいないように思えます。大部分の国民もそうでしょう。 NHKを初めとするメディアの大半は、「気候変動、待ったなし」と国民を脅してきました。けれど日ごろの暮らしで、何か危機感を覚えたりしますか? 豪雨は昔からあるし、梅雨入りとか富士山の初雪が早い年も遅い年もある。ほかの気象データにも、危機が迫る気配など見えません(ウソ2~6)。 温暖化の研究や対策を業務にする方々は除き、壮年以上の国民なら、メディアがあれほど騒ぐので「そうなんだと思ってしまう」だけでしょう。問題は、本章の冒頭に紹介したような若い層です。小学校に入学以来、教科書の温暖化話を読まされ、温暖化の「怖さ」を先生に教わってきました。そんな若者たちこそが、温暖化(気候変動)の犠牲者なのかもしれません。 意味のない「気候変動」「脱炭素」を気にかけるのは、貴重な時間のドブ捨てですし、精神衛生にもよくありません。さっさと忘れてしまいましょう。 個人はそれでよいとしても、国のレベルだと、そう簡単にはいきません。最善の道は、トランプ前大統領にならい、気候変動枠組条約から脱けること。それはさすがにむずかしいなら、COPでもらう「化石賞」は柳に風と受け流し、二〇三〇年に四六%削減とか五〇年にゼロとかの数字遊びにつき合いつつも、実質的に何もしないのが次善の策です。国の活力を上げながら削減できるはずもなく、本気で削減を目指す国など存在しないわけだから。 京都議定書時代に払った一六〇〇億円も、今後の「予定」を含む三〇〇〇億円も(ウソ10)、世界とつき合うための交際費とみればいい。ひょっとして、CO2削減のことで日本国民が浮足立ったりしていないのは、賢明な官僚がそんな気分で立ち回ってきた成果かもしれません。 気候の危機も、脱炭素・カーボンニュートラルも、「環境配慮」の製品や行動も、世界規模の妄想と洗脳を織りなすキーワードでした。皆さんができるだけ早く悪い夢から覚め、社会を健全な姿に戻すよう願っています。 「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2023年1月4日水曜日

ホントのことを言えないメディア

ホントのことを言えないメディア 十数年前までは、いろいろな新聞社の記者さんと会食をする機会があり、ときどきは本書のような話をさせていただきました。口下手のせいで全面的に納得いただくのは骨でしたが、部分的にご賛同いただいたことはあります。でも紙面に反映するのは容易じゃないよ……とよく言われました。最大の壁は、広告をくれるスポンサーとの関係らしい。 当時から、エコカーやエコ家電、エコ住宅などで収益をあげる企業が増えました。新聞社の経営基盤は各社それぞれでも、大企業の出す広告料は懐具合に響きます。やや古い二〇一七年九月の「東洋経済オンライン」に載った統計だと、年間広告料トップ一五社のうち七社までが「エコカー」にからみ、七社の広告料総額は一兆二三〇〇億円にものぼりました。「エコ○○」の背後には、「人間の出すCO2が地球を暖め、人類に害をなす」という説があるため、それに逆らう記事は書きにくいわけですね。 けれどメーカーにはこう申し上げたい。省エネ型でしかも家計にやさしい製品なら、消費者は喜んで買いますよ。CO2排出削減だとか環境配慮だとかのウソ八百を並べなくても、販売戦略には省エネだけで十分でしょう。 「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2023年1月3日火曜日

狂う産業界

狂う産業界 産業界なら、「矛盾」をきちんと認識している人も多そうなのに、やはり時流に乗り遅れてはならずの一心か、気候変動・脱炭素を口実にした利益追求の動きが活発化しています。つい最近はこんなことがありました。 岸田総理がCOP26で約束した「二〇五〇年の脱炭素」には、二〇三〇年時点で年額一七兆円が必要。その工程表をいま作成中、と経産省が発表(四月二二日)。 みずほFGの木原新社長が、顧客企業の脱炭素化事業に五〇〇億円以上を出資する予定、と表明(四月二五日)。 二〇五〇年までのカーボンニュートラル(脱炭素)には約四〇〇兆円もかかる。年々二兆円の政府支援をいただきたい……という趣旨の報告書を経団連の十倉会長が発表(四月二六日)。 お金でCO2排出を減らす? ……過去三〇年の「温暖化」時代に成功例はなく、今後もありえない妄想です。少なくとも銀行と経団連のご発言は、メディア産の風潮に合わせて商売を盛り上げたい心、つまりたくましい商魂と迎合主義の発露だといえましょう。 巨費が新技術や新産業分野を拓き、経済を活性化して、日本国が少しでも明るくなるのは、国民の望むところです。ただしその際、気候変動や脱炭素をもち出す必要はありません。 五月一日には、千葉県の浦安市が山武(さんむ)市に年々五〇〇万円を献上し、その分だけCO2を減らしたことにしてもらう(山武市は森林に手入れする)という恥ずかしい話を、NHKが報じていました。京都議定書時代に大失敗した排出量取引の令和版です。 「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2023年1月2日月曜日

令和5(皇紀2683)年の二黒土星の生き方の参考に

令和5(皇紀2683)年の二黒土星の生き方の参考に

逆向きの報道

逆向きの報道 国連のIPCCは、「民の心をつかむため、暗い未来を語る」(ウソ8)を哲学に、CO2の排出削減を諸国に促す集団でした。ニュース番組や特集で温暖化を扱う際のNHKもそんな調子で、恐ろしげな動画を視聴者に突きつけ(ウソ1)、うわべだけCO2が出ない太陽光発電や風力発電(ウソ12)、EVやバイオ燃料(ウソ13)を、「脱炭素への一歩」と絶賛します。二〇二二年の四月中旬には、EV一〇〇台分の電池で東京湾内を動く「CO2を出さない世界初の電動タンカー」を大きく紹介していました。 総務省の監督を受ける組織としてNHKは、政府の意向になびくのでしょう。けれど政府の意向には、あと一本の柱があります。経済の活性化です。経済が活性化すれば、飛び交うお金がエネルギー消費(CO2排出)を増やすため、脱炭素と経済活性化は絶対に両立しない(矛盾する)。番組の制作ご担当がそこをどうお考えなのか、私にはよくわかりません。 たとえば二〇二二年の初めには、秋田沖など三か所に計画中の洋上風力発電を取り上げました。冒頭で「気候変動対策」という語を 一度だけチラリと出しながら、三分間の番組中では気候の「き」も言わず、大型火力一基分、一〇〇〇万キロワット設備の建設に使う総額一五兆円が九万人の雇用を生んで、産業が活性化し、地域経済が元気になるのだと強調しました。別の折りには、削減の(あやしい)試みを称えた直後に、CO2排出を絶対に増やす某市の盛大なイルミネーションとか、某企業の業績拡大を称えています。 気候変動・脱炭素を、経済活性化と同じ重みで扱うのは、制作陣が先ほどの矛盾を認識していないからでしょうか? これからはぜひご認識いただき、大切な経済活性化の話を大きく扱うのはご自由ですが、気候変動などは「政府が言うからやむをえず」、軽く触れるだけにしていただきたい……と一視聴者は願っています。 「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)

2023年1月1日日曜日

ウソ14 脱炭素を説く方々は、気候変動を食い止めたい

ウソ14 脱炭素を説く方々は、気候変動を食い止めたい 【事実】時流に乗って経済を活性化し、儲けたい。経済活性化と脱炭素は両立しないと悟るのが、社会の健全化に向けた一歩だろう。 産業革命からの気温上昇が一・五℃に届くまで、残された時間は七年と×日×時間×分×秒……と示すデジタルの「気候時計」を、若者のグループが渋谷のハチ公前に設置した―――そんな話を二〇二二年四月一五日、NHKと毎日新聞が報じました。渋谷区内一〇〇個の設置を目指すメンバーの女子高生いわく、「こんなにヤバいんだと気づいてほしい」。彼らが属す団体の名「未来のための金曜日」は、環境活動家グレタ・トゥーンベリからの借り物でしょう。中立・公平をうたうNHKが報じるべき話かどうかは疑問でしたが。 その一・五℃は、国連の関係者がさほど根拠もなく思いついた数字にすぎません。電気で動く(根元でCO2が出る)時計を使えば、むしろコンマ何秒か「終末」に近づくのでは? また、若者たちは毎晩のようにリモート会議をしたらしく、そんな時間は勉強に回すほうが有益だったでしょうけれど、純真な青春時代、何かに没頭するのは悪いことではありません。 けれど温暖化(気候変動)の話は、そもそもの初めから、不純きわまりないものでした(ウソ8・9)。本書の幕を閉じるにあたり、折々に書いてきたこととの重複はありますが、最新の動きも含めて温暖化話のいかがわしさを振り返り、どうすればいいのかを考えましょう。 まずは 、冒頭の話にもからむNHKの報道姿勢につき、前々から気になっている側面を取り上げます。 「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)