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2026年6月21日日曜日

◆ はじめに 科学的アプローチで「多様性」のまやかLを払拭せよ ◆ 「多様性」のまやかし武田邦彦 啓文社書房より

◆ はじめに 科学的アプローチで「多様性」のまやかLを払拭せよ ◆ 近年、「ダイバーシティ(多様性)※1」や「サステナブル(持続可能な)※2」が国際社会の重要な共通課題とされています。しかし、そこには数多くの”まやかし“があります。本書のテーマはまさにそこにあります。 私は本を執筆する際、この「はじめに」に関してはすべての内容を書き終えてから最後に書く場合が多いのですが、本書に限っては「はじめに」から執筆を開始しようと考えました。 なぜなら、この本で明らかにしようとしていることは、1990年代後半から社会的に大きな問題となった「ダイオキシン騒動※3」が象徴的な事例であり、科学的アプローチで「多様性」のまやかしを払拭せよこれを「序」としてまずはじめに伝えたいと思ったからです。 ダイオキシン騒動以後、日本社会は大きく変質し、それが最終的には私たちの生活を脅(おびや)かしています。現在の地球温暖化問題や国際情勢、また経済的な課題に関しても、私たちが何か落ち着かず、不安な気持ちを持って生活している一つの原因は、このダイオキシン騒動にあります。 1990年代後半から2000年代前半まで、地上波テレビでは連日、ダイオキシンの蒋性についての報道が重ねられていました。「朝日新聞」を中心とした大手新聞も、「ダイオキシンは、人類が作り出した最強の班物である」かのような報道していたのです。 私の専門分野でもある原子力や材料工学などの分野でも、多くの学者がダイオキシンの研究をするということで、国から研究費を取り、論文を書いたりしていました。 私自身も「ダイオキシンについて無関心ではいられない」と思い、当時ベストセラーになっていたダイオキシン関連の本を何冊か読んでみました。すると驚くべきことに、それらの本には人間に対する毒性データがありませんでした。 それなのに動物だけのデータにもかかわらず、毎日のようにテレビや新聞では、ダイオキシンの人体への悪影響ついて報道されていたのです。 1999年、テレビ朝日「ニュースステーション」で、埼玉県所沢市の焼却場から発生したダイオキシンによって近くの野菜が汚染されているという報道がされました。これにより所沢産の野菜の不買運動などが起こり、これが社会問題にもなりました。この報道を風評被害として、地元生産者がテレビ朝日を相手に訴訟を起こし、最高裁判所で判決が下され、最終的にはテレビ朝日の誤報とされました。 1990年代後半に大きな社会話題になり、200を超えるダイオキシンの毒性に関する論文が発表されましたが、2004年以降はダイオキシンに関する報道はなくなりました。 そして、2004年から現在までの約20年間、世界ではダイオキシンの毒性による被害の報告はほとんどありません。 科学的な根拠が希薄な状況下で、ある一定期間「社会がダイオキシンを猛毒にしてしまった」ということです。 ダイオキシン騒動は、多くの日本人が不安に思ったばかりではありません。巨額の税金を使い工業用焼却炉を改造したり、家庭用焼却炉の使用が禁止されたり、野焼きが禁止されたりと、社会的にも非常に大きな変化を強いられることになりました。 日本中を騒がせたこの問題が、科学とは完全に無関係であったということがわかっても、誰も総括することをしない、できない‥‥‥。これが現在、日本人が抱える大きな問題の一つです。 この騒動以来、我が国では「科学的に間違っていること」、また「のちに間違いが判明したこと」に対して誰も修正できないという、極めて歪(いびつ)な社会になってしまったのです。 *1 ダイパーシティ 「多様性」を意味し、人種や国籍、性別、年齢、障害の有無、宗教、性的指向、価値観、職歴など、様々な而において異なる屈性を持った人々が共存している状態。 *2 サステナプル 「持続可能な」という意味の言葉で、社会面や環境面を考慇しながら、現在の自分たちの生活や経済活動が将来の世代や閑境に悪影響を及ぼさないようにするための指標としても使われている。 *3 ダイオキシン騒動 平成初期、子どもの多動、自閉症、学習節害やカエルの奇形、卵巣を持ったオスの魚などの様々な沢常現象の原因がダイオキシンをはじめとした合成化学物質とされ法案によって規制されたものの、ダイオキシンの排出駄と異常現象の相関関係が見られなかった騒動。 「多様性」のまやかし グローバリズムの危険性と持続性喪失の原理 武田邦彦 啓文社書房 令和6年刊より R080621 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【無料】牧正人史式 姓名科学 解析システム ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #牧正人史 #マシレ予測 #武田邦彦 #多様性のまやかし ​​​

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