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2026年6月17日水曜日

◆ 天皇の「男系継承」の意義 ◆ 『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より

◆ 天皇の「男系継承」の意義 ◆ 今までお話ししてきたように、日本人は古来、自然に対して深い考察を行い、その考察を生活の中に取り入れ、創意工夫を加え、さまざまな技術として身に付けてきました。 そうしてでき上がってきている日本文明の中で、システムとしてひときわ素晴らしいものが天皇を中心とした社会、そして、男系による皇位継承(男系継承)という方式です。 地域や国家などの集団をまとめ上げる上では、力のあるものが君臨して統一していくことが必要だ、というのは事実でしょう。力というものの典型が、武力あるいは暴力に秀でている、お金を持っている、頭が良い、といったことです。 原始的な社会では「暴力」が、成熟した社会では「金力」が重視されます。 歴史を見ればわかる通り、「力」のあるものとして「王」が君臨するためには「暴力」を発揮するために軍隊を持つことが必要でした。 戦いとなると「男」である必要があります。洋の東西を問わず、王様と言えば「男」というのが大多数でした。 日本の場合は違いました。日本には女性の天皇がいらっしゃいました。八方十代と言いますが、飛鳥時代に推古天皇、皇極天皇・重詐(ちょうそ)して斉明天皇、持統天皇、奈良時代に元明天皇、元正天皇、孝謙天皇・重酢して称徳天皇、江戸時代に明生天皇、後桜町天皇の、8人の女性天皇がおられました。ここにも男女は平等であるという日本の基本的な構造があります。 日本は島国であり、地続きのところで外国と国境を接することがありません。天皇を中心とする社会を国とするのは自然なことでした。そのために世界で最も早いであろう時期に、日本人には天皇を掲げた民のまとまり、いわゆる国家意識が育まれることになりました。 『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より R080617

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