◆ 環境問題は地域の生活環境や風土により一律な対策は不可能 ◆
環境問題はそれぞれの地域の生活環境や風土を検討した上で考える必要があります。
そして、国際的に「良い子」になろうという発想ではなく、自分の国に有利になる方向を模索する。それが各国の環境問題の考え方の基本です。
レジ袋が海洋生物のお腹の中から出てきたり、ウミガメの鼻腔にストローが突き刺さっていたりといったショッキングな映像をご覧になったことがあるかもしれません。
これらの多くは廃棄物の埋没処理をしているヨーロッパ諸国のごみが原因であるとも言えます。
また、そうした映像を流す裏には、先に触れたようにアジアやアフリカ諸国の発展を抑えるためにプラスチックの使用を抑制させよう、という目的もあります。
つまり、日本でレジ袋を有料化したり、プラスチック製ストローを使わないようにしたり、割り箸を使わないようにしたり、といったことはほとんど意味のないことなのです。ヨーロッパでリサイクルをしているのだから日本でもリサイクルすべきだという主張は、環境を良くするという意味においてはほとんど意味がありません。
『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より R080607

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