何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2025年1月13日月曜日
百田尚樹 有本香 梅原克彦 沖縄県庁前~国際通り ウインターキャラバン 街頭演説 2025年1月13日 12時~
百田尚樹 有本香 梅原克彦 沖縄県庁前~国際通り ウインターキャラバン 街頭演説 2025年1月13日 12時~
2025年1月12日日曜日
◎自動車産業が滅びても次が出てくるから大丈夫
◎自動車産業が滅びても次が出てくるから大丈夫
日下: しかし、いまはそれほどドライブに行くところはない。やっぱり社会的効用というのはどんどん減って、当たり前になってしまう。その次、それに代わるものは何か。
自動車産業が滅びたら、「もう次がない」と言って、経済を心配する人がいるが、次は必ずあるんです。私が「こうだ」と言ったとき、人は「そんなもの」と言う。しかし、「そんなもの」が、次に来ることが多い。
たとえば、いま、次のものを言うなら化粧品とか入れ歯。入れ歯は昔から言われているが。化粧品はうちの奥さんを見ていても、一ヵ月に何万円か買う。私が自動車をやめたから、月に何万円か浮いたと思ったら、それ以上、奥さんが使っている(笑)。これから、不景気になると、ドレスを買わないで化粧品をぬるだけで済ますから、かえって売れるかもしれない。
中国の金持ちは資生堂好きで、それがだんだん経済的に下の層まで広がってきて、は中国の中流の人がようやく買えるという。
武田: 人口が多いから、深みにいくのにだいぶ時間がかかって(笑)。
日下: だから、自動車産業の次は化粧品だというのはありえないことではない。この歳になると、昔、西友とかダイエーが伸びてきたとか、あるいはイトーヨーカドー、すかいら1く、ローソンなど、「何だ、これは」と言っていたような会社が伸びてきたのを見てきている。
商店街を見ていると、コンビニが一店できると、商店街の店が何軒かつぶれると言われる。コンビニの一日の売り上げは五十i六十万くらい{参考二OO七年セブンイレブンジャパンの平均日販は約六十万円でコンビニの第二位、ちなみに一位は「JR東日本リテールネット」、ローソンは四十八万円、ファミリーマート四十七万円(『日経MJ』より)}だから、一日五十万とすると月に千五百万円、コンビニ―店の年商は一億八千万円ということになるわけです。
小さな商店の年間売り上げが三千万円としたら、六店つぶれる計算になる。商店街とは、旧通産省の定義では食堂以外の店がつながって百店以上あることですが、そういう商店街はもう大方二分の一になった。そんな計算は三十年前からあって、そこら辺の八百屋、魚屋、酒店などがみんなつぶれるのかと議論していたら、そうなってきた。そのくらい有為転変はあるもの、ということで、コンビニはなぜ成功したかっていう歴史の最初から知っているが、やっぱりそれぞれ工夫努力している。
コーヒーショップの「スターバックス」も日本に進出してゼロからはじめたときから知っている。ちょうどそのとき日本で北海道拓殖銀行がつぶれ、大和銀行がおかしくなり、支店が合併して、盛り場の支店の数が半分以下になった。私は「それはみんな、スタバになる」と言ったとき、だれも信じなかったが、本当にそうなってしまった。
武田: あれはカナダですか。
日下: いや、カナダに近いアメリカのシアトル。ユダヤ人の二十何歳の青年(ハワード・シュルツ)がヨーロッパをずっと歩いて、このエスプレッソのにおいと味はアメリカにまだ入っていない。「これをちょっと改良してやろう」と言ってやりだして、当たった。
聞いてみれば、「エスプレッソのにおいと味とは、何だ、それだけか」となるでしょう。
未来事業とか未来産業と言われるものの大方は、最初はそう言われました。
しかし、あとで話をだんだん聞いてみると、出店するときはその町の一番の目抜きのところにまず出す。それが宜伝になり、格になって、そこから展開するとやりやすいといったノウハウがある。
日本の経営コンサルタントは「安いところで小さくはじめて大きく育てなさい」などとケチなこと言うが、その逆もある。成功してみれば、「なるほど」というような理屈はあるんです。スターバックスの日本の一号店は、銀座松屋通り店らしい。
あとから考えればわけがあって、新しい時代はやってくるんですよ。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070112 P167
2025年1月11日土曜日
◎企業にも言い分がある
◎企業にも言い分がある
日下: じゃあ、ちょっと過去の方からお話ししましょう。
トヨタにもいい面がある。トヨタとしては、「国から言われたとおりに税金を払ったじゃないか」という言い分がある。
「その税金をきちんと使えば、国は何とかできるのではないか。失業給付金などで何とかできたはずだ。これまでトヨタが払ってきた税金はどこに使われたのか、もっと立派な使い道があったはずだ」と。
また、トヨタの払ってきた税金で、「次の商売に役立つ立派な日本人を育成できただろう」と思う。しかし文部省は次の商売に役立つ教育をしていない。「それをちゃんと見通す目がないのなら、そもそも、税金をとるな」と思う。
つまり、次の国民を立派につくつてみせるというから税金を払ってきたことを、ここで見直さなければいけない。
トヨタの人は本当にそんなことを言っていますよ。もっと大きな声で言えばいいのに、遠慮している(笑)。
そこで思い出す場面がある。昔、「外部経済」と「内部経済」という用語が流行したことがあった。
企業が内部経済をしっかりやると外部に不経済が出る。外部不経済とは、公害などのように、外に対して悪いことをすることで、国家は権力をもってそれをチェックするか、税金をとって始末するかで、どちらでもいいからそれをまじめにやらなければいけない。が、それをきちんとやっていない。つまり、国家は、外部不経済をきちんと処理できていない。
企業のほうは、その与えられた条件の中で内部経済を一生懸命よくしようとするのは当然のことだ。すると、企業は中国に行ってしまうということになる。国内の失業に文旬を言うなら、外交とか貿易とか税金などで、何とかするのが国家の仕事だったはずだ。企業としては、水が流れるように流れているだけで、素早く有為転変して、右に行ったり、左に行ったりするのがいい経営ということになる(笑)。経済学から言えばそう言える。
そして自動車産業はここまで巨大化してきた。しかしいま、ようやく「新車は買わない、即免許はいらない」という時代が来たが、それでも、トヨタなどはサブプライムローン問題が起こる寸前までは史上最大の売り上げを記録してきた。そしてこの間、技術進歩で自動車の値段は高くならなかったから、感心だ。鉛ガスも出さないし。
武田: そう、それは大したものですよね。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070111 P164
2025年1月10日金曜日
◎先端技術は外に出すのではなく、国内でやるべき
◎先端技術は外に出すのではなく、国内でやるべき
武田: さきほども話しましたが、日本企業がどんどん中国に進出して工場をつくるというのも、当座の利益を追っているだけで、結局は企業にとっても日本にとってもよくないのではないかと考えています。
国内の労働者の技術力が発揮できなくなる。基本的には海外に技術を出してしまうことにもなります。それをトータルとして考えたときに、海外に出すことによって、人件費が節約できて、製造原価の中で一五%が節約できたとします。すると、八五%でクルマができた。しかし、その分、国内で人間を切ることになる。
技術の移転としては、よほど古い技術だったら別ですが、中国は技術を真似しても駄目だろうと思うから大丈夫だと思うんですけど。
たとえば、尿素のプラントなどは最初に先進国にできて、それから中進国にできて、後進国にできる。そういう技術と、最先端をリニューアルしていくような技術を同じ方針でいいのか。
先端技術は外に出すのではなく、国内でやるのかどうかという基本的方針があまり見えないのです。一九六0年代のアメリカなどが海外に企業を出したときの様子を振り返って見ても、アメリカにとってあまり得にならなかった。
結局は国内の労働者の失業率が増えて、それによって社会不安が起きて、弁護士費用が増えて……となって、トータルとして、差し引きしたときに海外につくると、原価が一五%減ったからといっても、それが全部返っているとは思えないんですね。
私はいつも技術者のことが気になってしまうのです。いまの日本だけで短期的な問題を言えば、地方の技術者は親と住めないことが大きな問題です。みんな、勤務地は東京か海外になってしまうから。青森の鯵ヶ沢と沖縄のうるま市などで委員をやっていて、よく知っているのですが、一所懸命、勉強して技術者になると家族で生活ができない。それはもう本当に悲惨だと思います。その人たちの人生は報われないんですから。
だから、私はトヨタの偉い人たちに会うと、「とにかく国内に工場をつくつてください」とお願いするんです。しかし、なぜそれができないかと言えば、とにかく任期中は収益をあげないと役員を首になってしまうので、どうしても海外に工場をつくる方向になるのですね。とにかく前期に比べて収益を上げなければとなる。ずっと右肩上がりの計画で行こうとしているわけです。
「あなたのところの計画、右肩上がりになっているんですけど、これ、どうなんでしょうか」と冷やかすんだけど(笑)。そのために、本当に技術者はかわいそうですよ。いまはちょっとよくなりましたが、八0年代から九0年代にかけてはとくにひどかった。私は学生たちに、「お前、そこに入ると、三年くらいは日本にいるかもしれないが、あとはずっと海外だぞ。それでいいの?」などと言っていましたが。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R070110 P161
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