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2024年10月12日土曜日

「グローバル・ジェンダー・ギャップ」の順位に、一喜一憂することなかれ(国連に騙されるな)

「グローバル・ジェンダー・ギャップ」の順位に、一喜一憂することなかれ(国連に騙されるな) 2006年から毎年、世界経済フォーラムというスイスに本部を置く国際機関が「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書」(Grobal Gender Gap Report)なるものを報告しています。 2022年度は世界146カ国を対象にジェンダー格差ランキングが発表されましたが、日本は116位で、昨年の120位から4つ順位を上げたものの過去ワースト3の順位でした。 ちなみに、ジェンダー格差の少ないベスト3は「アイスランド」「フィンランド」「ノルウェー」でした。 国際連合(国連)をはじめ、欧米がリーダーシップをとる国際機関はこうした報告を頻繁に行って情報操作をします。「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書」は、性差別が激しい社会システムが西洋において長い間続けられてきた、ということを隠蔽するための小細工に過ぎません。 日本人はなぜか、国連をはじめ国際機関という言葉に弱いようです。すべての正義がそこにあるように誤解しています。 「国際連合」の英語表記「United Nations」は第二次世界大戦の戦勝国側の組織名であり、そもそも「世界各国、地域のすべて」という意味ではありません。 このような真意を隠した権威を背景に、テレビや新聞がそれぞれの意図・思惑に沿ってニュースを解説するので、多くの日本人が「日本の伝統は間違っている。未だにその間違いを引きずっている」と錯覚するのです。 男女の違いは、人間社会の営みにおける役割の違いです。そもそも日本では、男性と女性のどちらが上か、などという考え方をしたことがないのです。 男性と女性を、無理やり同じであると考えること、あるいは、同じでなければいけないと考えることは止めたほうがいいでしょう。 男女の違いは、尊重すべき違いです。それを社会的役割として構造化し、安定した社会生活を営み続けてきたのが日本文明です。差別と呼ばれ、解消が叫ばれているものの多くは、西洋の暗い歴史の反動に過ぎません。 かけがえのない国――誇り高き日本文明』 武田邦彦 ((株)MND令和5年発行)より R051221 64  R061012

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第3章 西洋の歴史 「破壊」とともに歩んできた西洋文明

第3章 西洋の歴史 「破壊」とともに歩んできた西洋文明 興亡と紛争が繰り返された古代オリエント史西洋の文明は古代オリエントに始まります。オリエントは「東方」という意味です。古代オリエントは、具体的に言うと、西アジアからエジプト、東地中海岸を含んでインダス川流域に至る地域を指します。ヨーロッパから見て東方(オリエント)ということです。 日本と西洋の歴史を比較検証するために、このオリエント、そしてヨーロッパというものが登場するまでの歴史をまず簡単に振り返ってみましょう。「興亡と紛争が繰り返された」ということがよくわかります。 古代オリエントの歴史のポイントは、アーリア人と呼ばれる民族の大移動と拡散にあります。アーリア人は元々中央アジアに現住していましたが、紀元前2000年頃、その大部分は中東からヨーロッパヘ、他はインドヘと移動していきました。 移動した理由は、「気候変動による寒冷化を避けたため」「遊牧民の必然として牧草を求めて拠点を移していったため」などと言われています。アーリア人は文字を持たず、記録がありませんから明確なところはわかっていません。 言語の祖先を一つにするグループを「語族」と言います。英語、フランス語、ロシア語、ギリシア語、ヒンディー語、ペルシア語などは同じ語族で「インド・ヨーロッパ語族」と呼ばれていますが、このインド・ヨーロッパ語族の分布範囲はアーリア人の大移動の範囲と重なっています。 古代オリエントに「ヒッタイト」という紀元前1800年頃から前1200年頃にかけてたいへん栄えた民族がいました。他の周辺民族に先駆けて「鉄器」を活用した民族として知られています。 世紀初頭のヒッタイト語の研究からインド・ヨーロッパ語族に属するとわかり、元々はアーリア人だった民族だろうとされています。 鉄器の使用で強化されたヒッタイトの軍事侵攻が、古代オリエント諸国の存亡を決めていきます。 紀元前19世紀頃に小アジアのアナトリア(現在のトルコ共和国のアジア側の半島部)に移動したヒッタイトは、紀元前17世紀半ば頃にハットウシャ(現在のトルコ共和国ボアズキョイ)に首都を置く王国を建て、紀元前16世紀、ハンムラビ法典で知られるメソポタミアのバビロン第一王朝を滅ぼしました。紀元前13世紀に最盛期を迎え、エジプトなどの強国とさらに抗争を展開します。 抗争の大きなものとしてよく知られているのは、紀元前13世紀初頭、シリアの覇権をめぐって、北進してきたエジプト新王国のラムセス2世と争った「カデシュの戦い」です。 この時に交わされた講和条約の内容が書かれた粘土板が、20世紀にハットウシャで出土しました。カデシュの戦いは、人類史上初めて記録に残された戦争、ならびに結ばれた条約は史上初の成文化された講和条約であり、粘土板のレプリカがニューヨークにある国際連合本部ビルに飾られています。 『かけがえのない国――誇り高き日本文明』 武田邦彦 ((株)MND令和5年発行)より R060122 98  R061025

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