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2025年11月9日日曜日

第6章 大東亜会議の意義 世界の植民地を解放した、東條英機の悼業 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より

第6章 大東亜会議の意義 世界の植民地を解放した、東條英機の悼業 忘れ去られた「大東亜会議」 「大東亜会議」の説明を一から書かなければならないことはとても情けない気がします。長い日本の歴史の中で、国際的に言えば、大東亜戦争と大東亜会議こそ日本が世界に貢献したもっとも大きなことだったのですから。 小学生の誰もが「徳川家康」を知っているように、すべての日本人が「大東亜会議」や会議を主催した「東條英機」について熟知していなければならないはずです。日本の歴史上、もっとも輝かしいとも言えるこれらの事実を日本人がほとんど知らないということ自体、日本の歴史教育や、日本人の歴史認識が大きく間違っていることを示しています。 まず、大東亜会議の初歩の情報から示していくことにします。 大東亜会議は、大東亜戦争が始まって2年目、1943年の11月5日と6日に東京で第一回が行われています。 参加したのは、主催国の日本と「日本が植民地から解放して独立したアジアの国」でした。本当は第二回が行われるはずでしたが、それが終戦の年の1945年の5月になってしまったので、「大使会議」だけが開催されています。 第一回の大東亜会議の参加国と参加国の代表は次のとおりです。 日本(東條英機首相) 支那(中華民国・江兆銘行政院長) 満洲(張景恵(ちょうけいけい)首相) フィリピン(ホセ・ラウレル大統領) ビルマ(バー・モウ首相) タイ(ワンワイタヤーコーン首相代理) インド(自由インド政府首班チャンドラ・ボース) 参加国は7カ国、そのうち6カ国が大統領や首相、タイは首相代理でした。日本が白人を追い出した主要な国の中では、インドネシア、インドシナ(ベトナム、ラオス、カンボジア)が参加していませんでした。長い白人の植民地支配からとりあえず白人の軍隊が出て行ったというだけですから、日本の影響力が大きい政府もありました。 日本人は、日本人がすることに対しては完璧主義を求めるところがあるので、大東亜会議に出席した国の中には日本が力を持っている、いわゆる愧儡政権が含まれているということで、「本当の意味で、日本が解放したアジアの植民地の国の会議」とは言えないとケチをつける人がいます。でも、会議の2年前に大東亜戦争が始まり、そこから日本軍が活動したのですから、2年ぐらいで完璧な会議ができるはずはありません。 ヨーロッパ人がアジアに来てから、完全な植民地にするまでには、たとえば東インド会社のような国策会社を出先に使ったことからわかるように、国の支配にも、支配からの解放にもかなりの時間がかかります。まして、イギリスやオランダが東インド会社を設立したのは17世紀の初めですから、それから350年も植民地だった国が、2年で完全な形になることはあり得ません。 まずは、白人を追い出した日本の影響を強く受け入れ、それから徐々に自らの国の形をなしていくということです。でも、日本は戦争をやっている最中に、ともかく「歴史上、初めて有色人種の国際会議」(それが大東亜会議)を行ったこと、実質的には多くの問題があったにしても、会議の前には、ビルマ、フィリピンなどを独立させたことだけでもたいしたものです。 ビルマは戦争が始まった翌年に、「ビルマ独立の父」アウン・サン将軍(アウン・サン・スー・チー女史の父)が率いるビルマ独立義勇軍と日本軍が協力してイギリス軍を追放し、監獄に入っていたバー・モウ(後のビルマ元首)を解放したのです。その後、さらに翌年には日本の河辺正三(かわべまさかず)ビルマ方面司令官が軍政を解き、バー・モウを中心にビルマ国を建国したのです。 フィリピンといえば、今では信じられない話ですが、1494年にスペインとポルトガルで勝手に世界の有色人種が住んでいる地域を二分(「トルデシャス条約」)して、ここはスペイン、あそこはポルトガルというように領土を決めたちょうど境界に位置しています。その協定でフィリピンはスペイン領土にすべき土地になったので、段階的にスペイン領となり、ほぼ70年後の1571年に、マニラがスペインの植民地首府になって完全な植民地となりました。 それから約400年間、途中で支配国がスペインからアメリカに代わりましたが、ものすごく長い間、フィリピンは白人に支配されていたのです。 植民地にされていた間でもフィリピンの人は独立の熱意が高かったので、アジアの諸国に比べれば独立戦争を何度も起こしていて、そのたびに多くのフィリピンの英雄や一般の人たちが殺されています。 また、アメリカ統治下でも、フィリピンの若者がアメリカ軍の小隊を襲撃したということだけで、その島全体の住民が虐殺されるという事件も起こっています。そのときに殺されたフィリピン人の数は40万人から60万人と言われています。 アジア各国がそんな状態だったのですから、日本軍がアジア諸国を開放したのは歴史的にも画期的だったのです。

『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016) 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より R07202511089

2025年11月8日土曜日

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【これ1本で全てがわかる】Windows11絶対やるべき設定11選!MicrosoftがこっそりONにしている“危険設定”を全解除!【最新版】 【目次】 00:00 オープニング&動画の狙い 01:25 BitLokkerを解除しよう 07:27 厄介な通知をブロックしよう 09:07 水面下で動くアプリを駆除 11:45 ウィジェット機能も実は害虫アプリ 14:31 アドレスバーをネットから切断させよう 19:42 プライベートな情報を守る設定 22:21 セキュリティーを爆上げする設定 29:51 曜日を表示させよう 32:43 USBの認識を調整しよう 33:48 右クリックを便利に戻そう 35:47 パソコンの高速化!(グラフィック調整)

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暗黒名画座

日本軍の躊躇 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より

日本軍の躊躇 ところで、日本に勝機があった戦争の初期段階の日本軍の躊躇(ちゅうちょ)の原因は何でしょうか。 私はその第一の原因として、朝鮮や台湾における日本の素晴らしい統治、満洲国の成功などに見られるように「日本人は白人ほど徹底的な破壊はしない」という特徴を挙げたいと思います。 もし、大東亜戦争のときに織田信長のような司令官がいれば、敵を徹底的に叩き、相手を熾滅させるまで戦いを止めなかったでしょう。 ハワイ急襲時にも、第三波攻撃を続けるべきと主張した軍人もいましたが、現地のトップの司令官は優柔不断の官僚軍人であり、連合艦隊の司令長官の山本五十六も攻撃軍の司令官が自分の先輩であることもあって、「司令官は予定の攻撃だけで引き上げてしまうだろう」と客観的なことを言って、攻撃続行などの強い命令は出していません。 マレー方面でもイギリス軍に対する追撃が弱かったのは、もともと「この戦争はABCD包囲網」に対して、「日本は仕方なく戦争するのだ」という気分があったからと思われます。21世紀になった現在でも「戦争はできればするべきではなかった」という意見が大半ですが、ここには「日本の外に出ていく戦争は悪だ」という日本人の基本的な考え方があると思われます。 つまり、日本は明治の終わりの日露戦争と同じく、「攻めて来たから仕方なく戦った」という気分だったのです。だから、アメリカ本土攻撃、インドのイギリス軍攻撃などをせず、また植民地を占領している白人を相手に果敢に戦いましたが、一方で、植民地で呻吟しているアジア人と呼応して「解放戦争」をしたりする積極的で政治的な戦いをすることを怠ったのです。 これは日本人が本質的に穏やかな民族であり、白人、特にアーリア人がどう猛な性質を持っているということの差でもありました。 日本軍は確かに強かったのですが、日本の政治、外交、そしてマスコミ、知識人は国際政治の舞台に出るとまるで子供のように中途半端で、感情的になっていただけでした。 かくして二年ぐらいは日本の優勢で進んだ戦いでしたが、徐々にアメリカの物量戦に勝てなくなり、ガダルカナル島の戦い以後は、日本軍は後退につぐ後退を続け、ついに沖縄戦では有名な特攻機を出して最後の戦いをし、広島、長崎に原爆を落とされて終戦となります。 このような大東亜戦争の経過について歴史家、知識人は、「日本の無謀な戦争」として批判してきました。しかし、本著を読まれた読者の方は、「ナポレオンの無謀な戦い」と比較して、日本だけが特殊であったという印象は受けないと思います。 ナポレオンも一時はヨーロッパの多くを占領しましたが、ロシア戦ではフランス遠征軍はほぼ全滅し、さらにワーテルローの復活戦でも近衛兵の集団殺裁に及んでいます。 時代が大きく変化するときに、人間はどのように戦い、どのようになるのか、歴史全体を見ながら日本の評価をする必要があるでしょう。

『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016) 『ナポレオンと東条英機』武田邦彦 ベスト新書(2016)より R0720251108

2025年11月7日金曜日

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