何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2026年3月23日月曜日
連載:至誠の覚醒 第14話「筒田先生」
連載:至誠の覚醒 第14話「筒田先生」
マイクロバスを運転していたのが、筒田芳博先生だった。
陸軍士官学校出身。終戦間際、江田島近くでマルレの訓練を受けていた。マルレとは、爆薬を積んだ小舟で敵艦に体当たりする、陸軍の海上特攻兵器だ。同期は百名。終戦までに九十八名が戦死した。
先生は生き残った。
広島の原爆も、先生は近くで見ていた。その後、惨状の復旧作業に駆り出されたと聞いた。どれほどのものを見たか、先生は多くを語らなかった。
ただ一度、こんなことをおっしゃった気がする。
「日本に革命を起こさなければならない、と思った」
聞き違いかもしれない。だが、そのような言葉が耳に残っている。
戦場で同期をほぼ全員失い、原爆の後の広島を歩いた人間が、なぜ府中で子供たちに勉強を教えているのか。私はその頃、深く考えなかった。ただ、先生の運転するバスの助手席に座り、奥多摩へ向かう山道を眺めていた。
先生は心の優しい方だった。
だが、山では厳しかった。子供を山に連れて行くということは、怪我や、最悪の場合は死亡事故の可能性を常にはらんでいる。普通の学生アルバイトがそこまで考えつくはずもない。先生は、命を預かるということの重さを、言葉ではなく態度で叩き込んだ。
私はその時、初めて「責任」という言葉の重さを、体で感じた気がする。
(つづく)R080323
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