
欧米などでは、一生本を読まず、新聞も大衆向けのタブロイド紙のようなものしか読まない層が存在します。ニューヨーク・タイムスやワシントン・ポストを読むのはアメリカ人のインテリ層なのです。 ところが日本では、朝日新聞や読売新聞は誰でも読めます。戦争が終わって米軍が日本に来た時に「靴磨きの人がちゃんとした新聞を読んでいる」といってびっくりしたと言います。それはやはり日本の平等性があってのことでしょう。 日本においては誰か一人が偉いのではなく、みんな全員でやるよという文化を持っていて、それは正に“誠実”だったわけです。ところがそれが崩されてしまい、特にバブル崩壊以降の1990年あたりからは何がなんだかわからないようなことになってしまっています。 思いもかけないような会社が倒産したり、それまで立派だった家電会社や電機会社が次々と不誠実になり、日本の文化も社会全体も崩れていってしまいました。 『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊 20240406 P125
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