
つまり、ある国が二酸化炭素を削減する約束をしておきながら、実際には二酸化炭素を削減することができない時には、ニ酸化炭素を削減する余裕のある国から削減枠をお金で買いとり、それを約束に充てることができると いう方式が認められている。 お金を持っていれば、お金で間題を解決できるというのなら地球の環境保護に向けた「心の間題」である京都議定書はその存在価値を失う。 それでもなりふり構わず、日本はロシアから二酸化炭素の排出権を2兆円で買うと見られている。 実に情けない。 地球温暖化を防ぐための条約なのに、自分で京都議定書の精神を破り、二酸化炭素をどんどん出して、「お金で買えばいいのだろう」という理屈は酷いではないか。 その一方で「アメリカは京都議定書を批准もしないで何を考えているのだ!」と非難する。もし京都議定書を守る気がないのなら批准しない方が余程スッキリしている。 京都議定書で日本がやっていることをもし個人レベルで行えばすっかり世間の信用をなくすだろう。 「みんなで心を合わせて町を綺麗にしよう」と呼びかけ、掃除に出てこない人を非難し、それでいて当の本人が出てこずにお金で雇った人を出すということと同じだからだ。それも掃除するところのピントが外れていて町はほとんど綺麗にならないという有様だ。 昔の日本人ならこんなに誠意のないことはしなかったはずだ。しかし、森林、水素、そして新幹線と二酸化炭素に関わるウソばかりついてきて、当の本人も何がなんだかわからなくなったというのが地球温暖化をめぐる問題の実情ではないだろうか。 つまり、ある国が二酸化炭素を削減する約束をしておきながら、実際には二酸化炭素を削減することができない時には、二酸化炭素を削減する余裕のある国から削減枠をお金で買いとり、それを約束に充てることができるという方式が認められている。 お金を持っていれば、お金で間題を解決できるというのなら地球の環境保護に向けた「心の間題」である京都議定書はその存在価値を失う。 それでもなりふり構わず、日本はロシアから二酸化炭素の排出権を2兆円で買うと見られている。 実に情けない。 地球温暖化を防ぐための条約なのに、自分で京都議定書の精神を破り、二酸化炭素をどんどん出して、「お金で買えばいいのだろう」という理屈は酷いではないか。 その一方で「アメリカは京都議定書を批准もしないで何を考えているのだ!」と非難する。もし京都議定書を守る気がないのなら批准しない方が余程スッキリしている。 京都議定書で日本がやっていることをもし個人レベルで行えばすっかり世間の信用をなくすだろう。 「みんなで心を合わせて町を綺麗にしよう」と呼びかけ、掃除に出てこない人を非難し、それでいて当の本人が出てこずにお金で雇った人を出すということと同じだからだ。それも掃除するところのピントが外れていて町はほとんど綺麗にならないという有様だ。 昔の日本人ならこんなに誠意のないことはしなかったはずだ。しかし、森林、水素、そして新幹線と二酸化炭素に関わるウソばかりついてきて、当の本人も何がなんだかわからなくなったというのが地球温暖化をめぐる問題の実情ではないだろうか。 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』武田邦彦 洋泉社刊 2007年 20230905 163
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