何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2022年11月9日水曜日
南極の氷
南極の氷
北極圏とはまったくちがい、南極圏に明確な昇温傾向はないようです(それも理由は不明)。
南極大陸の観測サイトで測った大気のCO2濃度は、世界各地の一二〇か所ほどで測られた値とほぼ同じなので(ホントの章)、少なくとも「CO2の増加を原因とみた地球温暖化」物語は成り立ちそうにありません。
GISSの気温サイト(ウソ2)を訪れると、南極大陸と周辺には五○か所ほどの気温観測点(各国の観測基地)が見つかります。その一部、昭和基地(日本)、モーソン基地(オーストラリア)、ケイシー基地(同)、エリザベス基地(ベルギー)、アムンゼン・スコット基地(アメリカ)などのグラフを見れば、観測開始(一九五○年代末)から気温はほぼ横ばいで、かすかな低下傾向があるようです(そんな場所だけ選んで紹介したわけではありません)。南極海の表層水温が横ばい~下がりぎみのせいでしょうが、北極海と同じく、「なぜそうなのか 」はまだきちんと説明できないようです。
南極大陸は、ほとんどの場所が年中氷点下なので、今後かりに気温が一~二℃くらい上がるとしても、氷が融ける恐れはありません。
なお二〇一五~一六年には、南極海の海氷が一時的に減りました。「すわ温暖化!」と騒いだメディアもありますが、さっき紹介したNSIDCの研究者によれば、何日も続いた猛烈な北風が海氷を大陸のほうへ吹き寄せ、見かけの海氷面積を減らしたようで、以後はまた「横ばい~微増」に復帰しています。
南極大陸と南極海の全体像はいま紹介したとおりですけれど、じつは大陸のごく一部に、特殊な場所があります。南アメリカ大陸の南端に近い、「南極半島」と呼ばれる場所。そこにあるエスペランサ基地(アルゼンチン)の気温グラフを の気温サイトで眺めれば、一九五○~二〇二〇年の七○年間に二℃くらい上がっていました。
それだけを見て「南極も猛烈に温暖化中」と書く学術論文やメディア記事が後を絶たないのですが(二〇二二年春の『ネイチャー』誌もそんな論文を掲載)、実のところ、南極半島の近海では海底火山が活動を続け、その熱が海水経由で空気に伝わるせいだといわれます。つまり「南極の温暖化」は、特殊なローカル現象なのですね。
要するに北極圏も南極圏も、「人間活動の出すCO2が温暖化をどんどん進めている」わけではありません。とりわけ北極圏の場合、近いうち表層水温が下降モードに転じたら海氷も増え始め、無意味な温暖化騒ぎも幕を引くか‥‥と想像(心から期待)しています。
「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)
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