何だかんだ言っても、やはりみんな幸福な生活を望んでいるのではないでしょうか。そのために、日々生活し、活動し、出逢いなどなど行っています。日常の生活で感じた事、実際に経験したことなど、徒然のままに、記録してみます。
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2024年11月27日水曜日
いまは「環境破壊」というトラウマだけが残っている
いまは「環境破壊」というトラウマだけが残っている
武田: 社会はえてして時々幻想にとらわれて、いろんな方向に進みます。私は科学者なので、サイエンスやエンジニアリングといった視点から環境問題を見ています。科学から見ると、一九九〇年以後、日本には現実として環境破壊は存在しないと言うことができます。たとえば大気が汚い、水が臭いなどといった、いろんな環境問題は基本的に存在していません。環境をどう定義するかという問題はありますが、たとえば、環境によって人の健康が害されたりするようなことが起こるかという点では、一九九〇年以来公害病患者の新規発生はほとんどありません 。
つまり、労災以外は、かつての水俣病(注1)、四日市ぜんそく(注2)、光化学スモッグ(注3)など、人間の経済活動の増大によって起こるいわゆる環境問題というのは解決してしまったのです。
ですから、いまは環境問題が存在しなくなって、「環境破壊」というトラウマだけが残っているのです。
そうなったので今度は、科学者は、現実には環境問題はないにもかかわらず、将来起こると予測しはじめました。つまり、環境問題というのは「過去の問題から未来の予測へ」と非常に変質してきたというのが、私の考えです。
日下: すると 、環境問題は存在すると思っている人々に対して、「それはみんなイリュージョンですよ」と、きちんと教えた方が親切ですね。
『作られた環境問題』NHKの環境報道に騙されるな! 武田邦彦・日下公人 (WAC 文庫 平成21年発行)より
R061127 P17
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